第360話

流れ着いた小部屋で壁を壊しながら現れた中ボスに勝負を仕掛ける!!そう主にその背負っている物の為に!!


「カイトシールドも良いけどやっぱりタワーシールドだよなぁ。小盾は受け流しには良いががっちり受けるには不向きだしなぁ。おっ!!革張りの奴も在る!!軽くて使いやすいんだよなぁ。でも使うなら金属盾だよなぁ。魔物素材の盾も気になるけど。」

「ルドさんルドさん。完全に趣味の商品を買いに来た人になってますよ。」

「敵を見ずに背中ばっかり見てますね。」

「もうパパしっかりしてよ!!」

「ヽ(`Д´)ノプンプン」


はっ!!もしかしたら手に入るかもしれないと思って品定めをしてしまった!!戦闘に集中せねば!!


「という事でひとまず<陽動>!!」


シールドハーミーズの攻撃対象はルドに固定された。


「さぁどこからでも掛かって来い!!」


シールドハーミーズは身を守っている。


「ん?さぁ攻撃して来い!!」


シールドハーミーズは身を守っている。


「・・・・・。来ないのか?」


シールドハーミーズは身を守っている。


気合を入れて今から戦闘だ!!と思っていたら相手は盾が山ほどくっついた殻にこもってずっと身を守っていた。うん、俺のやる気を返してくれ。


「これは完全にカウンター型ですね。」

「爪で攻撃するとはいったい何だったのか・・・・。」

「攻撃を受けたら爪で反撃するんでしょうか?」

「銃相手やとどうなるんやろな?えいっ。」


ルリの銃攻撃

銃使い・鷹の目スキル発動

ダメージ105ポイント


シールドハーミーズの防御

硬くなる・盾纏い・盾強化・盾使いスキル発動

ダメージ-40ポイント

シールドハーミーズに65ポイントのダメージ

シールドハーミーズの残りHP9935ポイント


「おぉっ!!さすが水中用の銃やな、簡単にダメージが通ったで!」

「あっ見てお姉ちゃん!あいつが動くよ!」


シールドハーミーズのカウンター攻撃

鋏使い・瞬息・鋏強化・音速拳スキル発動

ダメージ100ポイント

攻撃対象が範囲に居ない。攻撃は外れた。


「すっごい早い攻撃だったねパパ!!」

「( ゚Д゚ノノ”☆パチパチパチパチ」

「中身はシャコなのか?丸い鋏だったな。」

「攻撃の余波は・・・大丈夫みたいですわね。」

「ちょっと海水が動いただけみたいだよ。」


うむ、ダメージ100くらいであれば俺で受けきれる。そして遠距離攻撃をすれば反撃を受ける事も無い。勝ったなガハハ!!


「中ボスがそんな簡単に倒せるとは思えないんですけどねぇ。」

「リダさんもそう思いますの?実は私もですの。」

「この部屋に来る時あいつ普通に歩いて来てたもんねぇ。もし足の方もあの鋏と同じように動かせたとしたら・・・・。」

「こらこらクリン君。不穏なフラグを立てようとするんじゃないよ?良いじゃないか一方的に攻撃出来て。あいつもあんな風に鋏を振り上げて・・・・鋏を振り上げて?」


ドウゥン!!


あのヤドカリ後ろ足を高速で撃ち出してこっちに飛んできやがった!?しかも振り上げた鋏を振り下ろしながらだぞ!!盾満載のその超重量の体良く持ち上げられたな!!


「ってやばっ!?」

「キシャー!!」


シールドハーミーズの鋏攻撃

鋏使い・瞬息・ヘビィウェイト・叩き付ける・鋏強化・音速拳・音速脚スキル発動

スキルコンボ!!鋏使い・瞬息・ヘビィウェイト・叩き付ける・鋏強化・音速拳・音速脚スキル発動により<シザーボンバー>スキルが発動


ダメージ1000ポイント


「ぬごぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」


ルドの防御

万想いの鎧・盾使い・両盾持ち・純潔・被ダメージ減少・ヘビィウェイト・盾強化・身体硬化スキル発動

身体硬化にHP100消費 ダメージ100ポイント無効化

スキルコンボ!!万想の鎧・盾使い・両盾使い・純潔スキル発動により<守護者の鎧>スキル発動

ダメージ200ポイント無効化 HPを100回復

食事効果発動 ダメージ-400ポイント

ダメージ-845ポイント

ルドは155ポイントのダメージを受けた。

ルドの残りHP145ポイント


攻撃の余波が発生 周囲にダメージ200ポイント


シア・アイギス・リダ・クリン・ルゼダ・ルリ・ベニの食事効果発動

ダメージ-200ポイント

ダメージは無効化された。


「全体攻撃持ちかよ!?」

「そっちは食事効果で大丈夫です!!それよりルド兄さんは大丈夫ですか!?」

「自己回復で体力戻って来てるから大丈夫だ。ヤドカリも又引き籠ったしな。」

「攻撃したら鋏で反撃。それが交わされたら全体攻撃を繰り出すですか・・・・。かなり強いですね。」

「食事効果が残っているうちは大丈夫でしょうが・・・。あまり時間を掛けているとイベント自体が終ってしまいますわ。」

「でもあんまり攻撃しているとパパが持たないよ?」

「( ´゚д゚`)エー」

「あかんやん!!」

「いや、そうでも無いぞ。」

「そうですわね。」

「えっなんで?」


いや、答えはもう出てるから。リダが言っていた通り、反撃が“命中”しなければ全体攻撃を伴った非常に強力な攻撃が来るわけだ。なら最初の軽い一撃を受ければ良いだけなんだよこれ。


「最初の攻撃なら受けきれるしな。」

「ダメージ100程度ならルドさんは平気ですからねぇ。」

「せやった、兄ちゃん馬鹿みたいに固いんやった。」

「さっきの攻撃もなんだかんだ受けきったもんね。」

「という訳でルリ。バレットダンサーでガンガン攻撃してくれ。俺はカウンター攻撃受けまくるから。他の奴も攻撃出来るなら頼む。」

「お姉ちゃんが攻撃してる間に攻撃力高めておきます!」

「私はルドさんに仇なすあのヤドカリに全力で拳を「その瞬間全滅しますわよ?」・・・・今回はほどほどの力で攻撃します・・・。」

「私は回復に専念しますわ。もしもが在った時に結界を張れるように準備しておきますわね。」

「僕は剣で攻撃しようかな。あの背中の盾を剥がせそうなら狙って見ます。」

「シアの新技まだ見せてない!最初はシアが攻撃する!!」

「( ・_<)┏━ バキューン」

「はいはい分かった分かった。じゃあシアの攻撃が戦闘開始の合図だな。皆頼むぞ?」

「それじゃあいっくよー!!」


シアの魔法攻撃

精霊魔法(地)・精霊の瞳スキルが発動

精霊魔法【アースニードル】が発動 

ダメージ150ポイント


精霊の瞳の効果でウィークポイントに命中!!相手に不利効果が発動

シールドハーミーズはひっくり返った。


シールドハーミーズはひっくり返って防御出来ない

シールドハーミーズにダメージ150ポイント

シールドハーミーズの残りHP9785ポイント


「どうパパ、凄いでしょ!!」

「おー凄いなシア!しかもひっくり返ったら反撃されないんだな。」

「殻が重くてなかなか起き上がりそうに無いですね。」

「今のうちに攻撃しましょう!!行きますよ!!」


リダの格闘攻撃

拳闘・戦闘術・連撃・気功・内丹術・練気スキル発動

内丹術発動により気力50消費 残り気力50ポイント

ダメージ50ポイント


10連撃達成!ダメージ+10ポイント

練気スキルにより気力をチャージ 気力+20 残り気力70ポイント

ダメージ60ポイント


シールドハーミーズは防御できない

シールドハーミーズの残りHP9725ポイント


「あちゃー、手を抜きすぎました。」

「いや、それくらいじゃないと全員流されるからな?」

「うちも攻撃開始するで!!」

「僕も行きます!!」

「私はもう走ってまぁぁぁぁぁぁすぅぅぅ・・・・。」

「《゚Д゚》」

「相手の動きには十分注意するんですわよ!!」


さて、シアの作ってくれたこのチャンスにどれだけダメージ稼げるかね?


毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!

This work will be sent to you by kotosuke5, who is Japanese. Unauthorized reproduction prohibited 


新年あけましておめでとうございます!!今年も攻撃力0をよろしくお願いします!!

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