第293話
「「「「「「「「「「「「GAAAAAAAAAAAA!!」」」」」」」」」」」」」
暴走魔道人形の攻撃
魔導ライフルによる通常攻撃×100
スキル発動無し
魔導ライフルの動作不良。攻撃は不発に終わった。×30
ダメージ30ポイント×70
ルドの陽動。暴走魔道人形の攻撃目標がルドに固定された。
ルドの防御
盾使い・両盾使い・純潔スキル発動。
ダメージ4ポイント×70
ルドの残りHP20
ルドの自己回復HP15回復
「げぇっ!?マジか!!ダメージデカすぎだろ!!」
「Σ(´∀`;)」
「ちょっ!?本当に大丈夫なのかルド!?」
「どう見ても瀕死ですが?」
「攻撃の手数が多すぎる!!一撃が軽くてもこう連射されると・・・。」
こりゃまずいぞ!!もう1回同じ攻撃をされたら・・・・。それにこいつの攻撃がこれだけのはずが無い。他の攻撃も数に物を言わせた攻撃なら詰むぞ。
「( `,_・・´)フンッ」
アイギスの攻撃
解放型誘導魔道レーザー×4
ダメージ10×4
暴走魔道人形の防御
魔道防壁展開
魔道防壁装置は故障している
ダメージ40ポイント
残り人形数、236
「まさかのギミックボス!?ダメージ10で1体剥がれるのか?それとも攻撃を当てたら削れるのか?どちらにしろ良くやったアイギス!」
「クエスト情報に更新が在った!!くっ付いている人形を全て引き剥がさないと本体が出てこないらしい!!私が動けるようになるまで後4分だ、本当に頼むぞ!」
「了解!!それならアイギス、どんどん攻撃してくれ!!人形が減ればダメージが減って耐えられるはずだ!!」
「アイギス様・・・・どうか姉妹達に安息を・・・・。」
「( ´∀`)bグッ!」
攻撃はアイギスに任せるとして、問題は俺の方だな。けどな、俺が全力で防御していたと思うなよ?まだ使ってないスキルが在るからな!!奥の手って奴だ!
「「「「「「「「「GOOOOOOOOOOO」」」」」」」」」」」ガパン×100
「くっついている人形の口が開いた!?何するつもりだ?」
「表層に出てる人形は100体が上限みたいだな。これ以上数が増えなくて良かったと言えば良いのか、数を削り切るまで100体の攻撃に晒される事を嘆けばいいのか・・・。」
「ルド様、対象の口内に高熱源反応です。その数100。動作不良確認されません。」
「相手も全力攻撃って事か、ならこっちも全力で防御してやる!!矛盾勝負だ、俺の盾は堅いぞ!!」
暴走魔道人形の攻撃
魔道レーザーによる攻撃×100
動作不良なし
ダメージ40×100
ルドの防御
万想の鎧・盾使い・両盾使い・純潔スキル発動
スキルコンボ!!万想の鎧・盾使い・両盾使い・純潔スキルの同時発動を確認
<守護者の鎧>スキル発動
ダメージ100ポイントまで無効化+体力50ポイント回復
ダメージ0ポイント
ルドの自己回復HP15回復
ルドの残りHP130
「なんだその鎧は!?熊?」
「( ゚Д゚ノノ”☆」
「アイギスは拍手してないで攻撃してくれ!!確かに懐かしいけど!!」
「白熊の頭に山賊の鎧ですか?」
「こういうデザインなの!!」
まさか4つのスキルでコンボが発生するとか思わんでしょうに!!しっかし懐かしい姿になったもんだ。俺の体を見ると、白い金属の鎧に所々に見える白い毛。そして背中にたなびく毛皮のマントに、頭を覆う白熊の兜。その姿は百恩の鎧姿そのままだった。だとしたら、あいつも復活してるかもしれないな。
「おう、元気してたかよ白熊。」
・・・・・・
「はっ!!長年放置され過ぎて話し方忘れちまったか?」
・・・・・・
「・・・・・そうか。思いだけ残ったんだもんな。いわばこの鎧は白熊の残滓か、そりゃ話す訳無いよな・・・。」
解り切ってたことだ。この鎧はスキルで再現されただけであの鎧じゃない。だけど寂しくは思う。この姿になって、あの白熊の声が聞えないのはな。でも時代を超えて、姿を変えても俺の事を守ろうとしてくれているのは解る。ならば、大いにこの鎧を頼らせて貰おう!!これが現状俺に出来る最硬形態だ!!
「おっしゃ!!これならどんな攻撃が来ても大丈夫だ!!防御は任せてくれ!!」
「( ・_<)┏━ バキューン」
アイギスの攻撃
腕部ガトリングの一斉掃射×2
ダメージ300×2
暴走魔道人形の防御
外部マジックドールを生贄にダメージを軽減
ダメージ150×2
残り人形数206
「おっしゃその調子だアイギス!!」
「☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ」
「凄いですアイギス様。」
「くっ!!早く魔力回復してくれ!!私も戦いたい!!」
「「「「「「「「GWEEEEEEEEEEEE!!」」」」」」」
さぁどんどん来い!!この姿になった俺はしぶといぞ!!
その後も暴走人形達は何度も攻撃を仕掛けて来た。だけど結果は同じ、守護者の鎧の効果によってダメージを無効化され、俺に一切のダメージは入らない。おかげで削られた体力も全回復した。
そして、アインが動けるようになる5分が経つ頃には、暴走人形達の数も底が見えて来ていた。
「やっと回復した・・・・。待たせたな!!これで私も戦えるぞ!!」
「やっと来たか。俺達だけで終わる所だぞ。」
「(*´・ω・)(・ω・`*)ネー」
「お2人の組み合わせが強すぎるだけだと思います。」
「「「「WIIIIIIIIIIIIIIIII」」」」
残り人形数 42
暴走人形の数が減って来ると、取り込んでいる人形を使った防御で広範囲が守られてしまってあまりダメージが入れられずに数が削れなかった。それでも残り人形数は50体を切っている。さてここまで相手の動きに変化は無いが・・・・。
「「「「「WLYYYYYYYYYYY」」」」」
「やっぱり変化が来たか!!戦闘が進むと形態変化するってのはゲームでよくあるからな!」
「数が減った事によって余分なパーツが無くなり修復が進んだという事か?周りにくっついていた人形達がどんどん吸収されて行くぞ。」
「姉妹達が1つになって行きます。完全修復まで後30秒。」
「( ・_<)┏━ バキューン」
アイギスの攻撃
腕部ガトリング×2にりょう攻撃
ダメージ300ポイント×2
防衛用魔道人形(暴走)による防御
魔導防壁展開 ダメージ90%カット
ダメージ30ポイント
防衛用魔道人形(暴走)残りHP970
レイドボス・・・・では無いな。普通に戦ってれば削り切れるHPをしている。変身中はダメージを受けない!!みたいな事もなかったな。アイギスの攻撃にはビックリたけどナイスな一撃だ。
修復が進んだのか名前が防衛用魔道人形に変わっている。暴走ってついているから会話とかは無理っぽいなぁこれ。見た目の情報?白髪に赤目、服は来てない。うん、丸出し。人形だからまぁ局部は無いよ?まぁモデルの様な体つきだとは言っておく。人によっては、強制ログアウト喰らうかな?そっちの趣味の人ならだけど。
「あんまり女性の裸体をジロジロ見るのは感心しないが?」
「人形だからセーフ!!それにジロジロは見てないぞ?警戒しているだけだ。」
「( ¯•ω•¯ ) 」
「変な事は考えてないからな?だからそんな目で見るんじゃないよアイギス。」
「姉妹よ。話を聞いて下さい。」
「GAAAAAAAAAA!!」
キニスが言葉を掛けるけど、やっぱりこっちの話は聞かないらしい。というか思考回路がまだ治りきってないのか、牙を剥きだしで攻撃する気満々だわこれ。
「説得は無理かぁ。キニスの言葉で正気に戻って万々歳!!とは行かないんだなぁ。」
「なんだルド?そんなクエストに出会った事が在るのか?」
「まぁALOの時に似たような事が在ったからなぁ。」
巨神様と空神のクエストとかな。説得から始まり空中大陸譲渡で戦闘なんて起こらなかったからなぁあの時は。
「(; ・`д・´)」
「来ます!!」
防衛用魔道人形(暴走)の攻撃
腕部魔道ライフルの全力レーザー照射
射撃・必中・狙撃・魔力操作スキル発動
ダメージ120ポイント
攻撃対象 キニス
「ちょっマジか!!陽動の効果が切れてる!!」
「すぐに掛け直せ!!」
「間に合わねぇ!!」
「アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ ドンッ(´っ・ω・)っ」
「アイギス様!?」
アイギスの身代わり
ダメージ120ポイント
アイギスの残りHP0
アイギスは倒れた。
「アイギス!!」
「(´・ω・`) ( ´∀`)bグッ!」
くっそ!!姿が変わった時にバフやデバフがリセットされる何てよくある話だろ!なんで気が付かなかった!!その所為でアイギスがやられちまった・・・・。
「アイギスちゃん!!」
「アイギスは大丈夫だ。鈴の中で休めばゲーム内時間で24時間後には復活する。今はこの状況を何とかするぞ!!」
「申し訳ありませんルド様。私が戦えないばかりに・・・。」
「後悔も反省も後だ!!今は目の前のあいつを止める!!」
「HYAAAAAAAAAAAA!!」
アイギスが倒せたからってずいぶんとご機嫌みたいだなぁ!!だがこっからは油断しねぇぞ!!
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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