第97錠「黒と色彩のアーティスト⑱」


今回も、閲覧いただき、ありがとうございました。


なんかココ最近、あとがきを書く率が高いというか?


のんびり更新してるからか、余裕があるのかもしれません。でも、最近は、ただの雑談と化してる気もするので、スルー推奨です(笑)


というわけで、作者の身のない話でも聞いてもいいよーって方は、お付き合いください。



***



さて、お化け屋敷を無事に終えて、家に帰ってきました。


神隠しとか、殺人事件とか、屋敷にまつわる噂は色々ありましたが、この章は、屋敷の秘密を探るのではなく、彩葉が『完璧な絵』を見つけることに焦点をあててた話なので、屋敷の謎なんて、初めから解き明かすつもりはありません!暴露


あはは……もし、謎が気になっていた方がいらっしゃいましたら、本当にすみません。


でも、気になった方は、こちらの作品を読んだら解決しますからね。


↓↓↓


『お嬢様と執事は、その箱に夢を見る。』

https://kakuyomu.jp/works/16816452219440316469


これを読めば、屋敷の謎が全てわかります。

それはもう。こと細かに。

完結してるし、80万文字もあるから、読み応えもありますよ~(唐突な宣伝…笑)


また、神木さんや執事の頃から読んでくださってる、うちの古参読者さまへ。


屋敷に隠し扉があったことに、驚いている方もいらっしゃったので、この場にて、ちょっとだけ裏話をしておきますね。


お嬢様と執事の本編では出てこなかった、隠し通路。これは、執事の連載当初から、考えていた設定でした。


だから、執務室にある隠し扉のことは、レオも知っています。


あの隠し通路は、執務室と別棟だけでなく、屋敷中に張り巡らされていて、2階にあった、お嬢様の部屋にも繋がっています。


何の目的で作られたかと言うと、それは、万が一のためです。


たとえば、強盗などに襲われ、命の危険がありそうな時に、屋敷の主人を隠す、もしくは、逃がすために、あの隠し通路は作られました。


使用人の住居である別棟に繋がっていたのも、裏口から逃がしやすくするためで、お金持ちだからこその工夫というか、身を守るための仕掛けでもありました。


ちなみに、隠し通路にも、ちゃんと明かりは灯ります。


彩葉たちは、電気が通っていない屋敷の中に入ったので、真っ暗だったけどね!笑


そんなわけで、考えていたけど、本編で使うことはなかった死に設定なので、今になってカラコンで使えたのが嬉しいです!


また、今回は、書けて嬉しかったシーンが一つあるんですよ。それが、彩葉と和歌の玉子焼きのくだり。


実は、玉子焼きに関する話は↓↓↓


第31錠『呼び出し』

https://kakuyomu.jp/works/16816700426559070375/episodes/16817330656018619304


こちらの話でも書いているのですが、実は、ちょっとした伏線になってました。


第31錠では、優子が作った甘い玉子焼きを食べながら、彩葉が母親(和歌)のことを思い出すシーンがあるのですが、彩葉は、どっちがいいか聞いて、自分の好きな甘い玉子焼きを作ってくれた優子に、母である和歌を重ねていました。


だからこそ、葉一と再婚した優子のことを心配してるんだろうなぁ…と思います。


明るくて優しかった和歌は、今はもう亡き人になっていますしね。


という訳で、この先は、恒例の鬱展開が始まります。


うん!嫌な予告ですね。

でも、ちょっとだけ、覚悟してください。


葉一のサイコパスぶりが発揮されるのは、これからだから!まだ、あの人、本気出してないから!笑


そんなわけで、私も残りの執筆頑張ります!


でも、皆様は無理はせず、読めそうな時に読みに来てください。


それでは、いつも応援、ありがとうございます。

また、次回もよろしくお願いします。

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