第428話「嫌いと好き」


閲覧&応援&コメント、いつもありがとうございます。


なんか、切ない回でしたね。


これはもう両片思いでもなく、完全なる両思いなので、付き合えるはずなんだけどなぁ~


ホント、おかしいですよね(笑)


でも、一生ものの障碍。

決して、治ることのない病い。


それと戦ってる方は、きっと、たくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。


あかりは、そんな治らない病を抱えている人達の代弁者のような気持ちで書いています。


と言っても、一言で『病い』といっても、症状は、さまざまです。


重いものから軽いもの。

見た目でわかるもの、分からないもの。


そして、その病いは人それぞれ違い、感じる不便さも多岐に渡ります。


難聴一つでも、症状は様々です。


片耳だけ聴こえる人

両耳とも聴こえない人

高い音、もしくは、低い音だけ聞き取れない人。


それが、全部同じ世界なはずがない。


だから、あかりの世界は、あかりだけの音の世界で、私が描くあかりの描写が、すべての難聴者に通じるわけでもありません。


でも、難聴に限らず、あかりのように、ハンデを抱えながら生きている人は、たくさんいるわけです。


もちろん、そのハンデは身体的な障碍だけではなく、心の病や苦手な物、出来ないことも該当します。


普通と定められた何かから、自分は劣っていると実感し、悩んでいる人たち。


そんな人たちが、少しでも前向きになれるような作品を作れたらいいなと思います。


さて、話を本編に戻しまして、あかりは、一度起きた悲劇を二度と繰り返さないよう、飛鳥を拒み続けます。


あかりが直面した現実は、あかりから普通に生きることを奪いました。


好きな人に、好きと伝えることすら出来ない人生。苦しいですね。


でも、嫌いと言ったあかりの言葉が、好きの裏返しであることに、飛鳥は気づいてるみたいです。


そして、書きながら、お兄ちゃん、さすがだなーと、ついつい褒めてしまいました(親バカ?笑)


ただね。せっかく気づいてるのに、優しいが故に飛鳥は待つみたいで、この話終わらないじゃんか!と、思わずツッコミました(笑)


待つのかよ!?

まぁ、攻めながら待つんでしょうけどね(笑)


でも、なんだかんだ、この章が終わったら、残り2章のいうところまでは来ました。


終わりが見えてきましたね。


寂しいやら、嬉しいやらですが、最後まで頑張りたいと思います。


皆様、いつも温かい応援、本当にありがとうございます。すごく支えられてます。


優しい読者さまに、常に感謝を♡


それでは、また次回もよろしくお願いします。

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