青葉の月 18日
昨夜は書きながら寝てしまった。
今日は夕食が師匠の作ったスープだった。野菜も食べなくちゃ、と言って野草を採ってきた彼女が手慣れているようだったから、安心していた。
一口食べて、凄まじい苦味と舌の痺れに私は悶絶した。後から毒草が混ざっているのを見つけた。そして私だけ腹を壊した。
師匠は「お腹弱いのね」と笑い、アドル殿は「頑張れ、いずれ慣れるから。俺もそうだった」と解毒剤を分けてくれた。意味がわからない。おなか痛い。
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