フォルゴル大陸 真歴080300年頃(ルダ歴008年)~真歴080700年頃(ルダ歴341年)まで

真歴080300年頃(ルダ歴008年)。アンシャを亡くしたバンギは失意と共に姿をくらます。バンギに首領の座を譲るつもりだったノルガはバンギを探すものの見付けられず。


真歴080300年頃(ルダ歴023年)。ルドアの首領ノルガ、病により死去。ノルガの腹心だった<コブス>が首領の座に就く。


真歴080350年頃(ルダ歴039年)。ルドア前首領ノルガの息子<ナルガ>が、武者修行の旅の途中、主都<ホドロ>から遠く離れた辺境の村で、自らを<名無し>と称する男と出会い、師事する。名無しはダヒリス狩りの名人だった。


真歴080350年頃(ルダ歴042年)。ナルガ、名無しを父と慕い身の回りの世話をしていた女性<ハルシャ>と結婚。ダヒリスの一種である<オノマ>が村の近くに現れ、犠牲者が出る。名無しがオノマ退治に向かうものの反撃を受けて負傷。代わりにナルガがオノマを倒す。


真歴080350年頃(ルダ歴043年)。オノマとの戦いで負傷し寝たきりとなった名無し、死去。死の間際「もう許してくれるよな……? アンシャ……」と言い残す。


真歴080350年頃(ルダ歴045年)。ナルガ、ハルシャと共にホドロに帰還。ほどなくして長女の<クリシャ>が生まれる。


真歴080350年頃(ルダ歴046年)。ナルガとハルシャの間に長男<ウブル>が生まれる。


真歴080350年頃(ルダ歴050年)。ナルガ、コブスから首領の座を受け継ぐ。コブスの息子<コジナ>が武者修行の旅に出る。これらの流れから、次期首領の候補は武者修行の旅に出る習慣が生まれる。


真歴080500年頃(ルダ歴200年頃)。ルドアの周辺に次々と<国>が誕生。交流が生まれるもそれに伴い様々な軋轢も生じる。


真歴080550年頃(ルダ歴221年)。国々の間で生じた問題を解決するための手段として<アントゥサ>が考案される。それは、それぞれの国が代表の戦士を立てて戦わせ、勝った戦士の属する国が主張を通せるというものだった。そしてこの年、初回のアントゥサが行われ、ルドアの戦士<リジス>が勝利。リジスは、勝者の権限として、特にルドアに対して強硬な態度を取っていた国<ベルエス>の首領<ベルクル>の娘<オトヒネ>との結婚を宣言。これを承諾させる。実はリジスとオトヒネは恋仲だったが両国の関係が険悪だったことで互いに半ば諦めかけていたところに舞い込んだ機会だった。


真歴080700年頃(ルダ歴341年)。それまで五年に一度行われ、勝利した戦士の属する国が主張を通していたが、ベルエスの隣国<ハシェル>を率いる首領<マドレナ>はこれを無視し、ベルエスに侵攻、戦争となる。


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