クラスチェンジとセカンドジョブ
ジョブ関連に関してはまずジョブマスターレベルに到達していないジョブのストックとフィールド上での再習得が可能になった。
これに関しては、従来までもだいたいの市街地エリアに存在する『神殿』でジョブチェンジをする際に、その時点で既についていたジョブのレベル情報がシステム上に記録され、再度神殿を用いてジョブチェンジする際にそのジョブを選ぶと、ジョブチェンジ前の時点の記録されたレベルで再習得できるという機能が存在していた。
今回の改修点では、新規で追加された専用アイテムである『ジョブホルダーカード』を持っていると、ジョブチェンジする際に元のジョブをカードに記録することができるようになり、記録したジョブホルダーカードをジョブチェンジチケットと同じように使用すると、記録した元のジョブになることができるというものだ。
まぁ、要するに神殿で出来た機能をアイテムを用いてフィールド上でも出来るようにした、という改修点になる。
ジョブホルダーカードの効果は『一度だけ、現在のジョブの情報を記録する』というもので、当然ながら使い切りなので元のジョブに戻ればジョブホルダーカードは消滅する。また、情報の保存期間は3日間となっているので、その期間が切れてしまうと元のジョブに戻ってもまたレベル1からとなってしまう。
因みにジョブホルダーカードは今後入手機会は増えるらしいが、現時点ではミッション報酬で貰える一つ以外には手に入らないないので、使うタイミングには気をつけたいところだ。
そしてジョブマスターレベルに到達したジョブの数やそのクラスに応じて、育成中のジョブに関するジョブレベル経験値が入りやすくなるという機能が追加された。ジョブマスターレベルのクラス1ジョブを複数習得しているとクラス3ジョブでも結構レベルが上がりやすいということなのだろう。
一応、クラスが上のジョブであるほど経験値の増加率は高くなるようだが、クラス2を最大まで上げるのでもかなり大変なので、クラス1を複数マスターレベルに上げるほうが効率的だろう。
そして複数のジョブにおいて種族におけるジョブ習得の制限緩和や習得条件の見直しなどが行われ、またステータス補正が無かったジョブには新たに習得時補正とレベルアップ補正が追加されることとなった。
問題の従魔士のステータス補正についてだが、まずジョブ習得時に得られるステータス補正は『MP+10、DEX+10』となっており、またレベルアップ時のジョブ補正は『DEX+1、MP+1、VIT−1、MIN−1』となっていた。これらはジョブ習得時点から遡って加算されるらしい。
他のクラス2のジョブでは習得時にステータスのマイナス補正があったのだが、従魔士の場合は上昇値が少ないかわりにその補正がないようだ。
レベルアップ時の補正としては従魔士で重要になるDEXとMPを増やすかわりに耐久面のステータスが低くなるようだ。まぁその点は、従魔を戦わせる事になる従魔士ならば特に問題はないだろう。従魔に守ってもらうようしっかりと指揮する必要があるという事だ。上昇の補正は他のクラス2よりも少ないがその分下降補正も少ない。
「いざという時はオイラが守ってやるから安心しろよ相棒!」
「おう。頼りにさせてもらうぜゼファー」
そして、ジョブ関係の新機能として『クラスチェンジ』と『セカンドジョブ』というものがあった。これらは今後NPC関連のイベントをこなすことで解禁されるようになるらしく、セカンドジョブについてはまだ先の実装の予定となっていた。
なので、現時点ではクラスチェンジのみが先んじて実装されているようだ。
「クラスチェンジにセカンドジョブ……! これは気になるな。どういう感じなんだ?」
クラスチェンジは文字通りジョブのクラスを変更する機能の事だ。現時点ではクラス3の下位互換になりかねないクラス2に対して、ジョブレベル上限をクラス3と同じまで引き上げたり、その引き上がったレベル帯で新規にジョブスキルやアーツ、ジョブアビリティを習得可能になるという事のようだ。また、上級技能アビリティも習得可能となる。
これで
残念ながらクラス1にはクラスチェンジ機能は使えない。あくまでクラス1ジョブはレベル10の時点でジョブ条件を満たせなかったプレイヤー向けのお試しジョブみたいな側面があるからだろう。
因みに今回のアップデートで最初のジョブ習得がレベル10になっても任意に行えるようになったので今後はクラス1ジョブの習得者は減るかもしれないと思ったのだが、同時にジョブマスターレベルに到達したジョブの数でその後習得したジョブに対する経験値が増加するようになったので、それなりに進めたプレイヤーでもクラス1ジョブになること自体は多くなるだろう。よく考えたものだ。
とはいえ、まずもってクラスチェンジを使用するには現在のジョブをジョブマスターレベルまで引き上げる必要がある。そもそもクラスチェンジの恩恵はジョブマスターレベル以降のレベル帯にしかないからな。
なお、現時点でクラス3でのクラスチェンジは未実装となっている。その上のジョブは今のところは未開放だからな。存在しないと言っていないので、クラス4とかもゆくゆくは実装予定なのだろう。そうだとすると、あのアドミスのエクストラクラスジョブとかもプレイヤー向けに実装される日ももしかしたらくるかもしれないな。
「クラスチェンジができれば従魔士でまだまだ戦うことができるな!」
従魔士も強いんだぞという点を見せつけるにはかなりありがたい新機能だ。これは早くジョブレベルを上げないとな! ……そうなると、やはり複数のクラス1ジョブのレベリングをするべきかな? ジョブアビリティもジョブマスターアビリティとして一つ習得できるし。
そして、セカンドジョブは今後実装される特別なNPCから与えられる複数のミッションをクリアすることで、もう一つジョブを習得することができるというものだ。
ただし、セカンドジョブに設定したジョブのレベルアップ時のステータス補正は無効化され、習得時のステータス補正は半分になるらしい。まぁ、それでも結構強いけどな。
セカンドジョブに関しては、それまでに習得したジョブの系統やクラスによってミッションの難易度が変わるらしい。
また、前提条件として複数のジョブをマスターレベルに上げる必要があるらしいが、その点に関しては例のジョブホルダーカードを利用するか、既に使ってしまっている場合は神殿を利用するといいだろう。
神殿はお金はかかるが、再度神殿でジョブチェンジを行うまでは記録されたジョブの情報は保持されるので、長期間のレベリングならこちらの方がおすすめだったりする。……というのはだいたいレンからの受け売りだな。俺は神殿使ったことないし。
取り敢えず、クラスチェンジにセカンドジョブと新しい機能が追加されたし、これはこれからが楽しみになってきたな!
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あけましておめでとうございます。
本年もアルターテイルズをよろしくお願いします!
※一部、執筆途中の原稿のまま投稿してしまったのでクラスチェンジの説明を差し替えています! 申し訳ありません!
(1/6)『キャラメイク』において、近況ノートにも書きましたが内容が長かったので、途中から別ページとして分割しました。内容は3ページに分割しています。また一部内容を改定しました。
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