23話 承認冒険者
俺たちは以前夕食を食べた繁華街の店で昼食をとり
そのままの足で冒険者組合の建物まで来た。
扉を開ける
俺たちはまた係の人に
『あの、今日の朝、承認冒険者の試験を受けたオオガ、べッツですが、』
『あ、あオオガ様ですね、少しお待ちください、』
俺たちは近くの椅子に三人並んで座った、
『オオガ様、どうやって攻撃能力試験を合格したのですか?
二人では到底合格できないレベルの難易度なのですが、』
『ああ、俺が計測器を二つに引き裂いたら合格てことにしてもらったんだ、』
テシュは俺の話に驚きと尊敬を込めて
『あの人形を二つに切ったんですか?オオガ様はとてもずごいんですね!』
その後は
テシュがアダレトと出会い、今に至るまでの出来事を詳しく聴き続けてきた、
一通り俺がテシュに話終わると、
ルドルフが直々に俺の元まできて
『オオガ君、もう別の方法を思いついたのかね?』
『ええ、私の代わりにこの横にいるテシュ キュルレルに儀式をしてもらおうと思ってます』
『ん?いいのだが、それでは君がチームリーダーとはなれないのだが、いいのかね?』
『まーはい、それは別に構いません。』
『そうか、では早速行おう、ついてこい』
俺たちはルドルフについていきまた、儀式の部屋へと入った。
『では始めよう、テシュ様こちらの契約用紙に名前を、』
『はい!』
テシュは元気よく返事をしてルドルフの近くへ行く、俺とアダレトはそれを見守った、アダレトは相変わらずフードを被り俺のそばを離れない、
なにやらルドルフとテシュはやっている、
数秒後
ルドルフとテシュの間にある契約用紙から赤の光の文字列が飛ぶ、用紙は浮きその上に赤い魔法陣がうまれる
文字列は常に動いたり変形したりする。
そして
飛び回る文字列は再び用紙にもどり
用紙が光り石の石板となった。
『終わりました、オオガ様!』
テシュは石板を両手で持ち嬉しそうに万歳した。
『ふむ、これで儀式は終了だ、
オオガ君今から客人ではなく私たちの部下となった、つまりこれからは私たちの指令に遵守する様に。』
『は!、わかりました。ルドルフ様。』
俺たちは最後に細々とした事項を教えてもらい、帰路についた。
《後書き》
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