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  • 早朝への応援コメント

    地の文で唐突に出てくる「私」が気になってしまったのですが、これは夫の視点という解釈でよろしいしょうか?

    二人の関係は、平穏な生活としては一つの理想型ですね。特別な執着がないからこそ心乱されることもなく、お互いが一番の理解者なんだろうと思いました。

    作者からの返信

    葛瀬様、コメントありがとうございます!
    考察が的に当たっていて嬉しくなりました!

    視点に関しては申し訳ございません。元々は夫と妻の視点なのですが、結局のところ三人称視点の方がいいと決めました。改稿してばっかりなので文章が乱れてますね。

    個人的に、お互いのことを知り尽くして完全に理解している夫婦こそ理想だと思います。しかしそれが本当に幸せなのかは疑問に残りますね。

  • 早朝への応援コメント

    目は口ほどに物を言うということわざが浮かびました。お熱い夫婦のような人たちであれば、少しくらいは照れたりするんでしょうし。
    足りない言葉よりも、邪魔にならない人を欲するのは当たり前のことなのかなって思ったりもします。
    でも、私は日持ちするドライフルーツより、こたつでぬくぬく誰かと食べるみかんが好きです。
    変な感想になりましたが、ご容赦ください。

    作者からの返信

    サトウ様、コメントありがとうございます!

    「目は口ほどに物を言う」まさにその通りですね。夫婦であり、お互いの事を理解しているのであれば、仕事や物事を口にしなくても勝手にしてくれるはず。
    理解という名の愛が夫婦を築く――― それが、私が描く理想の夫婦です。

    もちろん、愛や恋、可愛に笑顔も無い夫婦仲は本当にいいものなのか? それよりも、夫婦とは仕事場でのパートナーシップのようなものなのか? といった疑問もあるでしょう。愛と夫婦は難しい話題です……。


  • 編集済

    早朝への応援コメント

    こんにちは。
    文の雰囲気と言い、早朝は赤い太陽でオレンジに空を染めるのが、なんとも日本からすると異国情緒溢れる景色です。
    コメントに気が付かず、ヴァイス・ヴァーサも調べてきましたが、面白い言葉ですね。

    さて、考察をご希望とのこと。
    お言葉に甘えて、好き勝手に書き散らしたいと思います。
    まず、年齢と妻の性別がはっきりとしないのがなんとも興味深いです。性格に言えば、「妻」と言う漢字で女は示されますが、それを明確に示す表現がない。ゆえに、ここら辺の解釈は各国のスタンダードや宗教、それと各人の経験と思想が反映するところでしょうね。

    それから、「真逆」というのがこのお話のキーワードだと見受けましが、真逆というのも面白いですね。シンメトリーでも、点対象でもなく真逆。いずれにしても、必ず接点がある。さらに面白いことに、恐らく彼らは必ず互いの元に戻ってくる。
    家が城、安息の場所であるという思想は、100年近く前からあるヨーロッパの感覚ですね。

    また、タイトルの「ドライフルーツ 」もなかなか良い味を出しています。この話自体と二人の関係性がドライフルーツなんでしょうね。

    最後に、煽り文には「愛してもない」とありましたが、二人の間に愛はあるという印象を、コーヒーの下りから受けました。愛の形を示す言葉は多く存在します。逆に、何故「愛してもない」と書いたのが、そこが私としては最大の謎でした。

    (追記)
    ドライフルーツと愛の表現、素敵ですね!
    私は、じっくり熟成させたものは、本来の旨味をより感じられると言うのを考えていました。
    ネタバレありがとうございます( *´人`)

    作者からの返信

    ユト様、コメント&考察をありがとうございます!

    年齢と性別に関しては重要ではないので何も考えてませんでしたね。しかし妻は女性、夫は男性のつもりです。二人の真逆の行動はお互いがいつ、どこで、何をするのかを理解しているため、彼/彼女の邪魔になりません。家も小さいアパートのつもりでしたが、説明が足りませんでしたね……申し訳ございません

    タイトルの「ドライフルーツ」はその性質に意味があります。夫婦の仲が果物だとすると、普通の水分(愛)に溢れた果物は徐々に腐っていきます。しかしその水分を抜いて乾燥させたドライフルーツは長持ちしますよね? それがこの物語の夫婦なんです。もちろん、これは「理想」の人間なので現実感はありません。

    ネタバレすると、夫婦はお互いを愛してはいないが理解しているが、だからこそ幸せである。しかしこれもユト様の言う通り、一種の愛なのでしょうね。

  • 早朝への応援コメント

    ここで言う「ヴァイス・ヴァーサ」は、それぞれの行動、みたいな意味でよいのでしょうか?
    異なる言語を操る方の、文字の選び方が独特で楽しいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ヴァイス・ヴァーサとは「それの逆」という意味です。このお話の場合、妻が洗面所へ行って夫が寝室へいく。これのヴァイス・ヴァーサはつまり夫が洗面所へ行って妻が寝室へいく―――まさに真逆のことを示す単語です。

    辞書で見つけた例えはこれです。
    「男が怒れば怒るほど、猫も鳴く。そしてヴァイス・ヴァーサ」
    つまり、猫も鳴けば鳴くほど男も怒るという意味がこの単語にあります。無駄に長い文章を書かずに済むので使い勝手が良いです。

    ラテン語なのですが、もしかしたら日本ではあまり使われないかもしれませんね。