高校編

第1章

第1話 3人の登校【主役メンバー『三視点』】

はぁぁ、眠い。

眠すぎる.........

帰りたい.........

てか、彼女欲しいし幸せなりたい。

なんかおもろいことねぇかな。

とりあえず眠い。やっぱ帰ろうかな。


そんなこと考えながら学校に向かっていた。

昨日は入学式で3年生は先に準備してるらしい。偉いよなぁ先輩たち。生徒会の人達苦手だけど。

だって俺に、朝早く学校に行ける自信ねぇんだもん。


そんなとき、2人の同級生が俺に挨拶をしてきた。


優柊「おはよぉ詩音、てか相変わらず眠そうな顔してんね」

詩音「あ、おはよ優柊、当たり前や眠いんや俺は...ん、華隼もいるやん。おはよー」

華隼「おはよ詩音、てか今日の入学式可愛い女子いるかな?」

優柊「いるといいよねぇ可愛い子」

華隼「めっちゃ分かるw」

詩音「お前らなぁほんと何考えてんのやら………ん?」


こんな馬鹿な話をしてる時だった。


―――ドンッ


1人の少女が俺とぶつかった。


少女「すいません!急いでてて!」


詩音「あっ……っ!」


そのまま立ち去ろうとしたその少女が時赤信号のままわたろうとしていた。


――――キキキィッ


詩音「…………って!!お、おい!」

少女「.........え、キャッ」


車がもうすぐでぶつかる.........そんな時だった。


詩音「危ない!!」


俺は急いでその子を押して庇い地面に倒れかかった。


そして俺は死んだ。


―――んな訳もなく、普通に無事だった。

もりもり元気


詩音「いてて......君は大丈夫かい?」

凛音「.........え、あ、はい、私は大丈夫です!け、けど!でもあなた血がでてますよ!!」

詩音「ん?あぁ、これぐらいなら大丈夫

全然平気!それより君に怪我がないなら良かったよ、安心した……」

凛音「......え?」

詩音「あ!!やっべ!!遅刻する!お、おい!優柊!華隼!急ぐぞ!」


俺は急いで立ち上がり2人を呼んで走って学校に向かった。その時間違えて自分の荷物と一緒に少女のハンカチを持ってしまった。


詩音「あ、やべぇあの子のハンカチ待ってきちゃった」

優柊「どうすんだよ」

詩音「まぁどうにかしてかえすしかねぇよな」

華隼「てか、まじで急ぐぞ!」


そして少女だけがその場に残った。

少女はプツリと言った。


少女「...............かっこいい...............」




そして遠くから1人の少年がそれを見ていた。


柏木「へぇ。かっこいいじゃん。周り見ずに渡ろうとしてる女子いて焦ったけど.........あの少年、よりも早く動けるとは.........ん?てかあいつらって同じ学年の......えーと......あっ、やべ俺も遅刻する」





同時刻、別の場所...............



麗華「............遅い。遅すぎる。遅いよ!」


とある家の前で1人の少女がそんなことを言っていると.........


―――ガチャッ!バタンッ!


1人の少年が急いで玄関を開け外に出てきた。


水翔「ごめん!麗華!」

麗華「はぁ、なんであんたいつも起きないのよ。水翔」

水翔「すまんすまん、えっーと............昨日の夜は夜中まで小説よんでたら全然寝れなくてー............、寝たのが4時ぐらいなんですよ............はい.........」

麗華「はぁぁ??あんた馬鹿じゃないのほんと」

水翔「だからぁ、ごめんて!」


この2人は別のクラスの生徒。だがまだ俺たちはこの人たちとちゃんと関わったことがない。


水翔「でもありがと、いつもむかえにきてくれて」

麗華「それは別にいいよ、幼馴染だから来てるだけだし」


この2人は幼馴染で家が隣同士。そして両片思い。あぁ、本当にややこしい関係だ。


水翔「そういえば今日入学式だな」

麗華「そうね、私たちの担任の先生、誰になるかな?めっちゃ気になるよね」

水翔「わかる〜めちゃくちゃ気になるよなぁ………今年も麗華と同じクラスになりてぇ、麗華もそう思わん?」

麗華「ッ!.........そ、そうね、あ!時間やばいから走るわよ!」

水翔「え、あ!時間やばいな急ぐかぁ」


そしてこの2人は急いで学校に向かった。






そしてまた別の場所...............



――――ガチャッ!バタンッ


怜奈「はぁ、やっとでてきた.........」

空秦「......おはよぉ......寝みぃ......」

怜奈「ねぇ!遅いわよ!いつも早く起きてって言ってるでしょ!空秦!」

空秦「あぁ、すまん!ねててさ」

怜奈「.........はぁ......どうせまた夜遅くまでゲームしてたんでしょ!」

空秦「.........ハイスイマセン、ソノトウリデゴザイマス」

怜奈「ま、まぁ素直に謝ったから今回は特別に許してあげるわ」

空秦「ありがとうございます!怜奈様!」

怜奈「ま、まぁ私が幼馴染だから毎日呼びに来るだけだから別に他意は無いんだからね!」

空秦「はい!!もちろん分かっております!怜奈様!」


この2人も幼馴染で仲がいい。こいつらも両片思いってやつだ。ちなみに俺たちはまだこの人たちとも関わったことがない。 そしてこの2人も別のクラスだ。


怜奈「てかそろそろ時間やばいから急ぐために走るわよ!」

空秦「あ、やべ!そうだな、走るか」


そしてこの2人も走って学校に向かった。




........................................................................

流星「...............僕がこの学校の生徒会に入り、不良のゴミクズ共が絶対撲滅してやる.........この学校にゴミクズ共はいらんのだよ。手伝ってくれるな2人とも」

カグラ「もちろんです、僕たちも.........」

カグヤ「ゴミクズ共の撲滅.........同じ意見ですから」






続く………


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【新作・不定期投稿】黒色の恋愛想 ~愛と友情の物語~ 黒宮 真玖/ルギア・ヴァーミリオン @maku00

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