君と言う名の翼
@taisukesakaguchi
第1話私はあなた達の味方です。
早川「ここが桜坂学園かぁ。今日から私の新しい教師生活が始まるのねぇ(*^艸^)クスクスw今から(っ ॑꒳ ॑c)ワクワクして止まらないわぁ。」
周りの生徒が挨拶する「おはようございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン」
早川「おはよォ。なんて気持ちのいい生徒達なの。きっと優秀な生徒達の集まりなんだわ✨」
すると遠くから騒がしい声がしてきた。
木場「早く出せよ。俺ら金なくてよw」
星野「お前母ちゃんに頼んだら金貰えんだろ?教材費とか適当に言い訳しといたら大丈夫だよw」
何も言えず、今にも泣きそうな生徒。
瞳は目を疑ったが、すぐ我に戻って大声をだした。「あなた達!何してるの!?嫌がってるじゃない!」
星野「誰だよあんた。部外者が学校に入って来たらダメだろwwwさっさと帰りな。」
木場「結構可愛いじゃんwww俺年上の姉ちゃん好みなんだよなぁwww」
早川「おあいにくさまwww今日からこの学校に赴任してきた早川瞳と申します。」
星野「げっ先こうかよwwwお前授業してもらえよwww」
木場「愛の保健の先生ってやつ?www」
早川「愛は愛でも、キッついお仕置が必要かしら?」
実は瞳は護身術をたしなんでおり、中学生くらいの悪なら人捻りにできたのだ。
星野「グダグダうるせえやつだな!!」
いきなり星野が早川めがけて殴りかかる
早川はそれをひらりとかわし、星野の腕を捕まえて抑えた。
早川「いい加減にしないと、私も本気を出しますよ」
木場「何してんだよ星野www早く振りほどけよ」
星野「痛てぇ。わかったわかった。悪かったよ」
そこに騒ぎを聞いた五十嵐と小田切が来た
五十嵐「星野!木場!お前ら何勝手なことしてんだ?
小田切「誰だよこの女。お前ら女なんか相手にしてたのか?」
木場「いや。これは…その」
星野「カツアゲしようとしたら、この女が。新しい先こうなんだってよ」
五十嵐「先こう?こいつが?」
早川「こいつじゃなくて早川瞳と申します。あなた達がリーダーみたいね。部下の教育ちゃんとしなさい(`・д・)σ メッ」
小田切「部下って…会社かなんかじゃあるまいしwww」
星野「俺らに上も下もねぇよwww」
そこにあと2人の仲間らしき人が来た
友沢「ねぇねぇまたなんかあったのか?」
六道「あまり騒ぎ大きくすんなよな…俺らただでさえ目つけられてんだから」
そこに騒ぎを聞いた和泉校長とが来た。
和泉「また君達か」
五十嵐「ちっ校長がきやがった。」
小田切「行くぞ!おめぇら!!」
早々とその場を去るヤンキー達。
早川「和泉校長。彼らはいったい?ここは新学校のはずでは…」
和泉「えぇ(´・ω・`)彼らを覗いた生徒はね」
和泉「彼らはテニス部員なんですが、一年前に乱闘騒ぎをしましてね。全国大会目前まできてたのに。一年間の大会出場停止処分。その後もう一度テニスをするわけでもなく、あのザマです。」
校長は密かに握りこぶしを作る
早川「なぜ乱闘騒ぎになんかなったんですか?」
校長「詳しいことは何も…前にいたテニス部員の生徒が原因としか」
早川「その生徒は今は?」
校長「自主退学しました。」
早川「自主退学!?まだ中学生なんですよ?」
校長「詳しい理由は明かさずに退学したのでなんとも」
早川「そうなんですね…」
早川「さっきの生徒なら何か知ってるかも」
和泉「余計なことはしないでください。生徒達が混乱しますから」
和泉「彼らはこのまま何もせず、卒業したらいいんです」
早川「そんなバカな!」
和泉「早川先生!お願い致しますから、この話は大きくしないでください。」
早川「でしたら私にあの生徒達を任せてください。立派に更生させます。」
和泉「ならテニス部の顧問になると?」
早川「はい!お願いします」
和泉「構いませんが。何かあればあなたにも責任をとっていただきますよ?」
早川「わかりました😊生徒は私が守ります。」
和泉「好きになさい」
放課後…
早川「友沢くん」
友沢「なんですか?」
早川「テニス部の事件の件…聞いたわ👂」
友沢「だから?今更なんですか?」
早川「乱闘騒ぎを起こしたのはあなた達じゃないのよね?なのになぜみんなテニスをしないの?」
友沢「知らね…あきたんだよw」
早川「テニス部は去年までかなりいいところまできてたって聞いたけど?あなた達なら全国大会も夢じゃなかったって」
友沢「だからなんだよ!」
早川「夢をそんな簡単に捨てれるの?」
友沢「俺だってみんなとテニスしたいよ…でも、もう遅いんだよ」
早川「やりたいことに遅いも早いもないわ。あなた達の夢。私に預けて。必ずみんなまたテニスさせて見せる」
友沢「先生なんか信用できるかよ!」
早川「私はその辺の先生と一緒にしないで!あなた達の夢。守ってみせる。応援する。私はあなた達の味方よ。信じて」
友沢「…ほらよ」
友沢は早川に部室の鍵を渡す。
友沢「俺はテニス部員だ。テニスはする。だけど条件つきだ。」
早川「条件?」
友沢「1週間以内にまた6人でテニスをさせてくれ。それが条件。あんたが説得しろよ。俺はコートで待つだけだ。」
早川「わかった。あとは私に任せて。ありがとう」
友沢は涙を流しながら、小さく会釈して、その場を去った。
第2話に続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます