第12話 驚きとラテン語
「うん、どのドレスも悪くない」
「2番目の子のドレスと3番目のドレス‥購入するか」
貴公子は軽く笑みを浮かべてそう言った。
「まあ、有難うございます」カラス夫人
それから間もなく、私がお客様である貴公子の目の前に立った時の事
貴公子が私の顔を見るなり突然大きく目を見開き
それは驚いた表情をしたのです。
「君は‥?」「えっ?」
「王女、彼女にそっくりだ」
彼は古語であるラテン語でそう呟いて‥
「え、あの 私の事ですか?」
私は昔習ったラテン語でそのまま聞き返しました。
きょとんとするカラス夫人に 他の針子の娘たち
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