第12話

シュガーちゃんとお話できる!?

凄い!そんな凄い契約があったんだ


「でも、私が連れて行ってしまって本当にいいんですか?」


「ええ、いいのよ。

でも、大切にしてあげてね?」


「はい!もちろんです!」


その後はシュガーちゃんの生い立ちとかいろいろなことを聞きながら

マドカさんと楽しい時間を過ごした。


翌日目が覚めて身支度をしようとすると

まるで見ていたかのようなタイミングでアンナさんが部屋にやってきた


「おはようございます

サリー様お召し物は奥様がよういしてくださったこちらをお使いください」


とズボンとシャツと皮の鎧…ポイントアーマーっていうんだっけ?

そんな感じのやつを渡された


「ありがとうございます」


お礼を言って服を受け取って素早く身に着けようとする

ポイントアーマーってつけるのむずかしいな…


苦戦しているとアンナさんが手伝ってくれて何とか身に着けることができた


「ありがとうございます!」


その後アンナさんと一緒に食堂に行ってマドカさんに挨拶して

一緒に食事をたべた


「じゃあ、サリーシュガーちゃんとの隷獣契約をやってしまいましょうか」


マドカさんと一緒にシュガーちゃんのところに行って

隷獣契約をする。


契約はスキルで行うので簡単だった


「これで契約はおわりよ。」


私は何もしないで立っていただけなのに契約は終わったみたいだ


「契約ってこんなに簡単なんですか?

もっと大変なのかと思ってました」


「スキルのレベルで変わるのよ

私は職業柄かなりレベルが高いから簡単にできるのよ」


「やっぱりマドカさんってすごいですね!」


マドカさんと話していると


『サリー!よろしく!』


と声が聞こえて来た


「もしかしてシュガーちゃん?」


『そうだよ!よろしくね!』


「こちらこそよろしくね?

私弱いから迷惑いっぱいかけちゃうと思うけど」


『マドカにありがとうって伝えてくれる?』


「わかった!

マドカさんシュガーちゃんがありがとうって言ってます」


「シュガーちゃん私も今までありがとうね!

たまにはサリーと一緒に遊びに来るのよ?」


『わおん』


とシュガーちゃんは短く返事をした


「さあサリー、シュガーちゃん

出発の準備をしましょうか」


マドカさんの後についていくと

屋敷の門のところについた


「これからあなたたちは知らない土地でいろんなことを体験すると

思うけど二人で協力して頑張るのよ?

これは私からの餞別よ。

二人の旅がいい旅になることを祈ってるわ」


マドカさんからは私が丸まったら入れそうくらいの大きな袋を渡された


「マドカさん、身寄りのない私によくしてくれてありがとうございました!

絶対いつか恩返しに来ます!」


『マドカ、僕もマドカと一緒に遊んだり散歩にしたりとても楽しかったよ

元気でね!』


二人でそう挨拶をしてテンドウ家を出た


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る