第16話 材料の発注、搬入

 材料の発注を書きたいと思います。

材料の発注は、様々で、材料にもA、B、C材というものがあります。

A材とは、照明、キュービクル、分電盤などを指します。

これは、サブコンさんがもつのではないでしょうか?

B材とは、ラック、配管、ボックス、などを指し、

これは、サブコンさんが持つケースと、2次以下の会社が持つケースがあります。

C材とは、ビニールテープなどの雑材になります。

これも、2次以下の会社が持つ事が多いのではないでしょうか?

 そもそも、仕事を受ける段階で、取り決めがされ、材料もつと言う事は、発注もしなければならないと言うことです。

 例えば、自分が2次以下の担当者であり、B材が、

含まれているなら、図面から数量を拾い、自分の会社で付き合いのある会社にファックスやメールで発注するのです。

 相見積もりといい、各社に見積もりをとり、

一番安いところに、発注するケースもあります。

 私も2次以下の会社で、〝番頭〟のような立場の時は、会社に、利益をだすために、日々気をつけました。

 大きい現場などでは、〝防火区画材〟で、300万、400万といくケースもあり、20円違うだけで、

何十万と利益?安く済む場合があるからです。

 それから、数量ですが、一番いいのは、〝ピッタリ〟ですが、そうもいかないのが、現状です。

 例えば少なくて、足らない場合は、工事が工程内に決まらず、次の工程の職方に迷惑をかけます。 

 逆にあまらせれば、その会社が持って帰るか、

倉庫がいっぱいであれば、捨てることになります。

 一つの工程に何が必要か、理解していないと、

〝部品〟が一個たらず、電気の工程をはみ出てしまうので、経験が必要です。

 発注した際に、発注リストを電工さんに、見てもらい確認してもらうのも、一つの手ですね。

材料の種類は、〝施工要領書〟と言う書類にうたわれているので、ルール内の材料を選ばなくてはなりません。

 例えば、この工事は、〝おねじ〟のアンカーでないと、ダメとかです。

 経験が必要とする役割です。

次は搬入について書きます。

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