第3話 電気の怖さ

 私の電気に対しての思いは、13年の職歴があっても、怖い物です。

普通の方が自宅で使うのは、様々な安全の考慮がされていて、変な悪戯をしない限り安心して使えます。

ただ、工事の期間は、様々な事故と、隣り合わせなのです。

電気は、通電(電気が繋がっている状態)でも、見えません。

〝火〟なら見えますが、電気は見えないのです。

コンセントありますよね?コンセントの2つの穴は、プラス(黒、赤)とマイナス(白)です。

よくみると、穴の長さが違うのです。

長い方がマイナスです。

コンセントに差すプラグもそれに合わせて長さがちがいます。

普段は、なんらかの、負荷(電化製品など)が繋がり問題なくつかえます。

ところが、プラスとマイナスが直接繋がると、

〝ショート〟といい、一瞬膨大な電流が流れ

小爆発を、起こします。

電線は、プラスとマイナスの線が一緒になっている

V VFケーブルと言われるものが、一般ですが、

電気の通っているケーブルをプラスとマイナスをいっぺんに〝ペンチ〟などできると、先の小爆発を

起こし、ペンチの刃は溶け、ブレーカーが落ちます。

私も木造の工事中回路を誤って一度やったことがありますが、一瞬の出来事です。

また、電気での火傷は腐りやすいとも聞きます。

2006年当時の、講習で聞いた話ですが、

毎年、高圧、低圧を足して、全国で約40人の

電気工事士がお亡くなりに、なっています。 

ですから、免許制度なのです。

なかには、ふざけ半分の人もいますが、

怖い物として対峙して間違いないです。

ですので、きめられた、ルール、手順を守り、

守るよう、監督するのが、施工管理者となります。

私が見てきた中では、優秀な電気工事士の方程

電気の怖さを知っていると言う印象です。

ですから、電気工事士の給与がイイ理由でもあります。

よければ、続きをどうぞ。


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