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私の兄が引きこもりでした。その要因は恐らく家庭の問題。
一時期、精神疾患を抱えた母親に別居した父というかなり不安定な家庭だったので、その影響か、兄は引きこもり、不登校になってしまいました。
一要因ですが、家庭環境というものはそれほどまでに人の心を追い詰めていくのかと、痛感しております。
私は逆に家に居場所がないと思いましたが、兄は別の道を選んだのでしょう。ネットに溺れていくような感じがしました。ネットに自分の価値を見いだしたのか、高校ではパソコン関係の専攻をしていました。
ネットがいじめやリンチという側面もありますが、私の兄には心地良かったみたいで。お陰で今は立派な社会人です。
という経験をしてきたせいか、引きこもりにも色々なタイプがあり、その中で家庭の問題の可能性もあると痛感しています。
無理に外に連れ出すのではなく、回復するまで待つというのがいいのかもしれないです。そのための努力は必要になってくるとは思いますが、千差万別。これがいい、というのがないのですよね。
でもこれも防衛のためですね。そう言った意味では正しいことを言っていると思います。
長々と語ってしまい申し訳ありません。
参考になれば幸いです。
作者からの返信
夕日ゆうやさん。
コメントいただきありがとうございます。
夕日さんのお兄さんは私の知る限りでは引きこもったことで居場所を見つけられた方の1人だと感じます。
今は引きこもりになってしまった人もさまざまなタイプと背景を抱えている人が増加しているように感じますし、これまでは10代後半以降が割合が高く推移していたのですが、昨今は10代未満から10代中盤の義務教育期間の子供たちも徐々に増え始めているように感じています。
これらの理由としては”家庭起因”や”人間関係起因”というのもありますが、これらに加えて最近では”学習困難”や”容姿蔑視”など個人の学習や人格が起因となっている状況も増えています。
特に10代未満から10代後半の場合、親からの過剰なプレッシャーや先生からのプレッシャーが起因となって精神状態がおかしくなるケースもあるようです。
私としては家庭で解決出来ないのなら国と協議して子供たちの居場所を作ることや周囲に干渉されずに自分の時間を過ごせる場所を提供出来るように整備しても良いと思っています。
素敵なエピソードを投稿いただきありがとうございます。
是非参考にさせていただきます。
編集済
いつも感慨深いご高察をご提供いただき、本当にありがとうございます。
わたしも引きこもりの原因は本人ではなく社会(家庭や学校、職場を含めた)だと思います。
老親を亡くした中年の子どもが年金を……という傷ましい話についても、長年働いて国を支えて来た親の労に報いるためにも(そして、安心して他界できるように)ある程度の期間、子どもに年金を支給する制度を早急に考えて欲しいと真剣に思っています。
作者からの返信
上月くるをさん。
こちらこそいつも読んでいただきありがとうございます。
引きこもりを生んでしまう背景を一般的には本人だと言われていますが、細かく分析して見ると社会起因が要因になっている事例もかなり多く、一概に判断する事は難しいと思います。
確かに、老親を亡くした中年の子供が年金を・・・という痛ましい事件が起きる背景に経済的困窮が要因となる事、自分が社会から孤立している事を認識してしまうのだと思います。
私もその子どもに年金を支給する、何らかの支援を検討する事が必要かと真剣に思います。