第2章 二日日 第2話 バーベキュー

 夕方が近づく中、小春たちは紅楽荘のすぐ裏側にある空き地にいた。そこで軍手をして、バーベキューの準備をしていた。

 金子夫妻の計らいで、二日目の夜はバーベキューをすることになっていた。小春たちはバーベキューができることに大喜びし、紅楽荘に用意されていたバーベキューコンロを借りて、自分たちで設置していた。

 秋奈が火の加減を見ながら、うちわで空気を送り、冬華はキャンプ用のテーブルセットや飲み物が入ったクーラーボックスを準備する。小春と夏代は、紅楽荘の台所に入り、光代から野菜や肉を貰ってきていた。

「まさかバーベキューまでできるなんて、ビックリよね~」

 秋奈が、うちわであおぎながら云う。すでに木炭には火がついていて、少しずつ火力は強くなってきている。パチパチという火の音は、暑い夏の夕暮れに聴いても、心地よい。

「本当に驚いたよ。でも、バーベキューなんて久しぶりだから楽しみ~!」

 冬華はすでに、自分が肉を頬張る姿を想像していた。木炭から漂ってくる煙の匂いを嗅ぐだけで、口の中に唾液が溢れてくる。

 テーブルセットの上には紙皿と割りばし、そして調味料が用意される。クーラーボックスからはお茶やジュースが取り出され、プラスチック製のコップも用意された。

 これであと必要なものは、肉と野菜だけになる。

 しかし、それを貰いに行ったはずの小春と夏代が、まだ戻って来ない。それどころか、金子夫妻もまだやってこないのだ。

「こっちは準備できたけど、小春と夏代はどうしたんだろう?」

「早く来てくれないかな? もう待てないよ~」

 冬華のお腹は、限界が近づいていることを訴えていた。先ほどよりも、お腹が鳴る回数が増えてきている。

 すると、夏代が野菜を持って戻ってきた。ボウルには山盛りの夏野菜が、大きめに切られて入れられていた。

「野菜だぞー」

「わーっ!」

 冬華が夏代に駆け寄り、夏代はボウルをキャンプ用のテーブルセットの上に置いた。

 野菜ばかりで肉が無いことに気づいた冬華は、夏代に訊いた。

「……ねぇ、お肉は?」

「あー……それがなぁ……」

 夏代が目を逸らしつつ、云いにくそうな声になっていく。

「お肉は? バーベキューの主役の、お肉は?」

「実は……」

「……まさか!?」

 冬華の表情から笑顔が消え、引きつった表情へと変化していく。その変化はあからさま過ぎて、秋奈は笑いを抑えるために、自分の太腿をつねった。

「冬華ちゃん、落ち着きなよ~」

 秋奈は笑いを封じ込め、冬華の方を優しく叩く。

「準備していないなんてこと、絶対にないよ」

「本当……?」

「だって、あんなに美味しい食事を出してくれた、小春ちゃんのおばあちゃんだよ。食材を買い忘れるなんて、そんなことは――」

 秋奈の言葉に、冬華は元の表情へと戻っていく。ここに来てから、いつも美味しい食事を作ってくれた、小春ちゃんのおばあさん。紅楽荘の料理長なんだから、必要な食材を買い忘れるなんて、そんなことがあるはずがない。

 きっと今、お肉は解凍しているのだろう。夏場は冷蔵庫でもお肉は傷みやすい食材だ。だから一度冷凍して、鮮度を保持してから、焼く直前に解凍するようにしているんだ。きっとそうだ。さすがは旅館の料理長。食べる人のことを考えて、常に先を読んで動いているんだ。

 冬華がそんなことを考えていると、夏代が口を開いた。

「いや、そのまさかなんだ――!」

「……え?」

 夏代のその言葉に、秋奈と冬華は口を開けたまま、ハニワのような顔になった。

 もしかして、本当の本当に、お肉を買い忘れたの?

 その気持ちを読み取ったかのように、夏代は頷いた。


 秋奈の背後では、火力が十分になった木炭が、パチンと音を立ててぜた。



 それより少し前。紅楽荘の台所では、小春と光代がいた。

「おばあちゃん、お肉を買い忘れちゃったの!?」

 小春の言葉に、光代は申し訳なさそうに頷く。

 あろうことか、バーベキューの買い出しに出かけた時に、お肉を買い忘れてしまっていたのだ。野菜や調味料は忘れなかったが、ある意味一番大切なお肉は、すっかり忘れ去られてしまっていた。焼肉用の肉はおろか、ソーセージさえない状態になってしまっている。

「すまないねぇ。せっかくの機会なのに、買い忘れちゃって。これからちょっとそこまで、買いに行くから……」

 光代はそう云うが、すでにバーベキューの用意は、ほぼ終わってしまっている。光代がすぐに買いに行ったとしても、時間がかかってしまうのは間違いないはずだ。

 小春はスマートフォンの画面を見て、時間を確認する。記憶に間違いが無ければ、ここからそう遠くない場所に、小さなスーパーがあったはずだ。私の足なら、そんなにかからずに戻ることができるはずだ。

「おばあちゃん、私が行ってくるよ!」

「そんな、いいよ。せっかくの夏休みで、友達と一緒に来ているというのに……」

「お肉が無いんじゃ、バーベキューが始まらないから!」

 小春の気持ちに、光代は負けた。

 お金を手渡すと、小春はそれを自分の財布に入れる。

「おばあちゃん、寄り道せずに戻ってくるから、みんなと一緒に準備をしていて!」

「気をつけての!」

 光代の言葉に、小春は頷く。

 紅楽荘の正面入り口から、小春は靴を履いて駆け出した。

 まだ十六時半だ。日は高いし、あんまり夕方という気分ではない。気温は高めだけど、きっとそのうち涼しくなってくるだろう。

 小春はそんなことを考えながら、近場のスーパーへと向かって駆けて行った。



 スーパーで、十分な量の肉が手に入った。

 焼肉用のお肉、焼きそば用の豚肉、それにソーセージ。それぞれ十分な量を買った。小さなスーパーだけど、不思議なことに品揃えはそれなりに充実していた。

 お肉ばかり買っていく女子高生の私に、店主らしきおばあちゃんは少し不思議そうにしていた。でも、バーベキューで使うと云ったら、すぐに納得してくれた。夏休み中だということも、説得力を高めてくれたみたいだ。

「これで、お肉が手に入りました!」

 スーパーを出た小春は、そう呟くと紅楽荘へと続く道を、駆け足で進み出す。紅楽荘の裏手にある空き地では、みんなが待っている。もうほとんど準備はできているのだから、後はお肉が到着すれば、いつでもバーベキューが始められる。逆に云うと、お肉が到着しないことには、バーベキューは始められない。

 何が何でも、このお肉を紅楽荘まで持ち帰らないといけないのだ!

 空を見上げると、太陽が少し移動しているように見えた。しかし、まだ周囲はそんなに暗くなっていない。これなら、夕方になる前に戻れそうだ。

 小春はそう思いながら、神山村の道を駆けていく。

 どこもかしこも、全てが懐かしい。小さい頃から何度も来ているけど、来るたびに思うことがある。

 私にとっての故郷ふるさとと呼べる場所は、ここなのかもしれない。

 小学生の頃に授業で、自分の生まれ育った場所について作文を書かされたことがある。その時にも、他のクラスメイトが住んでいる場所を書いていたけど、私は神山村のことを書いた。変な奴と思われていたけど、今でもそれが間違っていたとは思えない。今住んでいる場所が嫌いなわけじゃない。だけど、神山村にやってくると、落ち着ける。私にとってここは行く場所ではなくて、帰ってくる場所なんだろう。

 そのとき、どこからか鈴の音が聞こえてきた。小春は立ち止まり、辺りを見回す。

 近くには誰もいない。しかし、確かに鈴の音は聞こえてきた。聞き間違えなどではない。先ほど聞こえてきたのは、確かに鈴の音だった。

 小春は何度か辺りを見回しているうちに、石段に気がついた。

 石段は山の中へと続いていて、石段の上には石造りの鳥居が見える。小春は、その鳥居に見覚えがあった。

 この石段の先にあるのは、稲荷神社だ。

 そのことに気づいた小春は、自然と石段を登り始めていた。一歩ずつ石段を登っていくたびに、小春は懐かしい気持ちに包み込まれていく。この稲荷神社には、小さい頃にお母さんと共に来たことがある。その時に、いつも持ち歩いているお守りを貰った。以前は神山村に来るお盆とお正月に、必ず参拝していた。だけど、ここ一年か二年は、一度も参拝していなかった。受験勉強に追われていて、中学三年生の時はお正月も神山村には来ないで、家で勉強していた。

 でも、お守りだけは一度も手放すことは無かった。どこへ行く時も、この稲荷神社で貰ったお守りだけは、持っていった。

 石段を登り終え、石造りの鳥居を抜けると、真っ赤に塗られたいくつもの鳥居が連続して立っていた。その先に、お社がある。小春は紅い鳥居の行列の中を、戸惑うことなく進んでいく。鳥居をくぐり抜けていくと、不思議と気持ちが落ち着き、懐かしい気持ちが強くなっていった。

 紅い鳥居をくぐり抜けると、左右で対になっている狐の石像が現れる。その間を、小春は通り抜けようとして、立ち止まった。

 そうだった。すっかり忘れていた。

 小春は左右の狐の石像に向かって、一礼をした。小さい頃にお母さんから、狐はこの稲荷神社にいる神様のお使いだから、神様と同じように礼儀を欠かさないようにと云われた。小春は、そのことを思い出した。

 左右の狐の石像それぞれに一礼をして、その間を通り抜ける。お社の前に立つと、財布から小銭を取り出し、賽銭箱にそっと入れた。そして鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼をする。

 その間、不思議なほど神社の境内が静かに感じられた。まるで外の世界と隔絶されたかのように、何の音も聞こえなかった。

 不思議に思いながら、小春は姿勢を戻し、目を開けた。そこには先ほどまでと何ら変わらない、神社のお社があった。お参りを終えると、なんだか自分の身体が軽くなったような気がする。

 お社に一礼をしてから、小春は再び紅い鳥居に向かって歩き始める。ふと社務所が目に入ったが、社務所の扉は閉まっていた。前にお母さんと来た時は、開いていたはずだ。あの社務所で、このお守りを貰った。今日は開いていないのか、もしかしたらもう誰も管理していないのかもしれない。

 もしも誰も管理していないのなら、ちょっと寂しいな。

 そんなことを考えたが、すぐに違うと小春は思った。この稲荷神社は、いつ来ても掃除が行き届いていて、キレイだ。きっと管理している人が居るはずだ。社務所が開いていないのは、きっと偶然だろう。お祭りがあったりしたら、開くはずなんだ。

 小春は狐の石像の間を通り抜けると、身体の向きを変えた。そして左右の狐の石像に向かって一回ずつ、一礼をする。身体の向きを再び変えると、小春は鳥居の行列の中を進んでいく。全ての鳥居を抜け、石段を下りて道路まで戻ると、暑さがドッと押し寄せてきたような気がした。先ほどまではきっと、木々の枝が影を作って、暑さを和らげてくれていたのだろうと小春は考えた。

 小春はふと、手にしているものを目にする。ビニール袋に入った、バーベキューで使うためのお肉だった。


 いけない!

 早く紅楽荘まで持って帰らないと!

 お肉が到着しないことには、バーベキューが始められない!

 みんなこのお肉が来るのを、楽しみにしているのだから!


 用事を思い出した小春は、駆け足で紅楽荘へと向かった。

 紅楽荘の方角へ向かって駆けていく小春を、二つの影が紅い鳥居の内側から見つめていた。



「おっそーい!」

 紅楽荘に戻ってきた小春を出迎えたのは、そんな秋奈からの言葉だった。

「待たせちゃって、すいません」

「お腹ペコペコになっちゃったよー!」

 秋奈のお腹が、グーグーと鳴って限界を訴えている。

「あぁ……やっとお肉が……!」

 冬華の目が、キラーンと光ったように見えた。声には出していないが、夏代も先ほどからお肉が入ったビニール袋をじっと見つめている。今にもビニール袋をひったくりそうな緊迫した空気が、辺りに漂っていた。

 途中、稲荷神社に立ち寄ってお参りしていたなんて正直に話したら、怒りますよね。

 小春はそう思い、そのことは絶対に口に出さないでおこうと決めた。

「小春ちゃん、時間かかりすぎだよぉ!」

「ごめんなさい。美味しそうなお肉ばかりでしたので、どれを選んだら皆さんが喜んでくれるか考えていて、時間がかかってしまいました」

 小春は謝罪しつつ、ビニール袋の中に入っているお肉を見せた。様々なお肉のパックを見て行くうちに、秋奈の表情は柔らかくなっていき、冬華は目をキラキラさせる。

 あまり表には出していないが、夏代もお肉が気になっているようだった。

「……小春ちゃん、早く持っていこう!」

 冬華が、そう急かす。

「そうですね。おじいちゃんとおばあちゃんも、きっと待っています」

「早く、早く!」

 秋奈と冬華が、小春の背中を押しながら、紅楽荘の裏手へと連れていった。

 紅楽荘の裏にある空き地では、健一と光代が木炭を投入して、火力を上げていた。すぐにでも油を敷けば、バーベキューが始められるだろう。

「お肉が来ました!」

「おぉ、小春! ようやった!」

「小春ちゃん、ありがとうね」

 小春がお肉の入った袋を、光代に手渡した。光代は袋からお肉を取り出すと、すぐにバーベキューコンロの網に、油を塗っていく。油を塗り終えると、お肉を次から次へと網の上に寝かせていった。すぐに、お肉は美味しそうな音を立てながら、色を少しずつ変化させていく。お肉から発生するいい匂いが、小春たちの食欲を刺激した。野菜も投下され、焼き目がついていき、こちらからもいい匂いが漂ってくる。

 小春たちは、キャンプ用のテーブルセットのイスに腰掛け、焼きあがるのを待っていた。しかし、待ちきれない様子だった秋奈が、紙皿を手にして動き出した。

「いただきまーす!」

「あっ、これこれ、まだ十分火が通っておらんよ!」

 光代から止められて、秋奈はしょんぼりした様子で戻ってきた。

「もう食べられるかと思ったのに……」

「さすがに早すぎるよ……。数秒でお肉に火が通るわけないよ」

 お肉を見て目をキラキラさせていた冬華でさえ、秋奈の言葉に少し引いている。夏代は少し呆れた表情になっていて、小春は少し申し訳なさそうな表情になっていた。

 バーベキューコンロから漂ってくる匂いは煙に乗って、小春たちの食欲をより一層刺激した。秋奈に至っては限界を突破したらしく、紙皿に焼肉のたれを落とし、それを割りばしで舐めていた。

「おばあちゃん」

 小春が、バーベキューコンロの前で肉を焼く光代の隣に立った。

「そろそろ、焼けそう?」

「もう少しじゃよ。空腹は最高の調味料さ。うんとお腹を空かしておいたほうが、食べた時に美味しく感じるものよ」

 肉をひっくり返しながら、光代は云った。

 おばあちゃんがそう云うのなら、間違いではないんだろう。もう少しだけ、大人しく焼きあがるのを待って居よう。

 そう思った小春がテーブルに戻ろうとすると、光代が口を開いた。

「お待ちどうさま。焼けたわよ!」

 光代はそう云って、小春が持っていた紙皿に、焼きあがったお肉を置いた。小春が驚いていると、さらにお肉や焼きあがった野菜を紙皿の上に盛り付けていった。

「ほら、お友達も呼んでおいで」

「あっ、うんっ!」

 小春が呼ぼうとしたが、すでに小春の後ろに秋奈、冬華、夏代の順番で並んでいた。紙皿を手にして、お肉を今か今かと待ちわびている。

「おばあさん、お願いします!」

「私は、そこのお肉を……」

「できれば、焼きたてをお願いします」

 秋奈、冬華、夏代が云う。光代は頷きながら、紙皿に焼けたお肉と野菜を盛っていく。

 小春たちが、キャンプ用のテーブルセットのイスに腰掛けると、待ってましたとばかりにバーベキューが始まった。



 傾きつつある夕陽の中でのバーベキューは、本当に美味しかったです。

 私も久しぶりのバーベキューでしたが、みんなと野外で食べるバーベキューは、本当に美味しいものだということを再確認できたような気がします。

 秋奈ちゃんはタマネギが得意ではないのですが、この時ばかりは焼肉のたれをつけて、ひたすら美味しい美味しいとほおばっていました。冬華ちゃんはウーロン茶との組み合わせで、効率よくお肉を食べ続けています。夏代ちゃんも、美味しいお肉に舌鼓を打ちながら、楽しそうです。

 そして途中で、おばあちゃんと交代して、私たちもバーベキューの調理をします。みんなで焼くお肉を選んだり、火力の調整をするのも、普段はなかなかできない夏休みならではの体験です。

 焼いたお肉や野菜は、もちろんおじいちゃんとおばあちゃんが食べます。実は私のおばあちゃんは、お母さん曰く、年を取っても食欲はほとんど衰えていないのだそうです。その証拠に、お肉も野菜も次から次へとバクバク食べていきます。おじいちゃんもそこそこ食べるほうではありますが、おばあちゃんの食べる量は、私たちとほとんど変わりません。おばあちゃんの食べる量を見て、皆さんも驚いていました。

 そして最後には、おじいちゃんの出番がやってきます。おじいちゃんはバーベキューの最後に、余った野菜とお肉で焼きそばを作ってくれるのです。

 普段は料理をしないおじいちゃんですが、実は焼きそばを作るのはとっても上手なのです。おばあちゃんも、焼きそばだけはおじいちゃんには勝てないと、毎年決まったように私に話してくれます。若い頃には夏祭りで焼きそばを作っていて、あまりの美味しさにあっという間に完売してしまい、追加で材料を買いに走ったこともあったそうです。

 おじいちゃんの焼きそばを食べますと、それも本当の話なんだろうなと、私は思ってしまいます。おじいちゃんの焼きそばを食べるのが初めての皆さんも、焼きそばの美味しさに驚いていました。バーベキューで何が一番美味しかったか聞きますと、今でも満場一致で、おじいちゃんの焼きそばという答えが返ってきます。

 夕陽が完全に沈む前に、バーベキューは終わりました。後片付けをしてから、私は皆さんと一緒に紅楽荘の温泉に向かいます。

 私は、夏を思いっきり、全力で楽しんでいました。

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