病気はどうでも良い。

病気のことでしたね。梨状窩瘻。いや、続きで書いてるからこれは茶番なんですが。

不思議ですよね。めちゃくちゃ辛いのにこんなのが書けるの。


今はなんとも無いです。

初めての発症(…?で良いのかな)は6歳。年長さんの時です。最初はみんな風邪だと思いました。でも全然治らなくて。大きな大学病院に行ったんです。そこでも最初は分からなかった。子供ながら、死ぬような病気なのかもしれないな、それならそれで苦しまなくて良いかも。と思いました。

バリウムを飲んで検査をしたら病名が分かりました。

母はちゃんと産んであげられなくてごめん。殴って良いと言いました。

正直それがいちばん悲しかった。自身をもって、ちゃんと産んだ。だから自身をもって生きろ。こう言って欲しかったのかもしれません。あくまでも今思えば。

母はこのようにも言いました。誰でも病気はある。この2つの言葉が繋がって、母の責任逃れのようにも感じました。

このことについて母を恨んだりはしていません。でも、よく分からない複雑な気持ちにはなりました。

ここに、決して母のこういった言葉が私の生きる価値にはならないことを書いておきたい。決して。


人は誰かに必要とされなきゃ生きられないですよね。或いはものすごいナルシストか?


なんでこれを書いたのか。実際、誰でも病気の1つ2つあります。だから、6歳にして無菌室を経験したことも、約1週間の絶食も。12歳の時の2回目の絶食も。13歳の手術も。全然ある事なんです。小児病棟は特にいろいろな子がいます。それに人間はいつか死にます。

だらだら書いてますが、何が言いたいって。模試知り合いが読んで、病気のせいで病んでるなんて思われたら恥ずかしいじゃないですか笑

真面目に言うと、親の言葉って変な方向で新たなとげが生えてダイレクトに刺さってくるってことですかね。

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