『ウクライナ問題』SNS投稿から!

北風 嵐

第1話 避けられた戦争かも・・(3月5日 6:34)


「プーチンが悪い、ロシアが悪い!」なら、私でも云える。

マクロンは会談にモスクワまで出向いた。ドイツ首相ショルツも出向いた。この事態にウクライナの大統領はモスクワに向けて動いたのだろうか。西側が代わりには戦ってくれない以上、戦争はウクライナの問題ではないか。

プーチンが問題にしているのは、NATOの東方拡大、ウクライナが加盟しないことである。

クリミア・東部実効支配地域とロシアとの問題を抱えるウクライナをNATOが現段階で歓迎という訳にはいかない。圧倒的な戦力差がある戦争は避けなければならない。妥協の道はないのか、何を守り、何を捨てるかはウクライナの大統領しか出来ないことである。

「自分が政権のあるうちは、NATO加盟は求めない」という道もあったのではないか。(欧米側も内心胸を撫でおろすと思うのだ)

戦争は仕掛ける方にもリスクがあるのである。どうして、戦争が起きる前にプーチンと対峙しなかったのか、ずぅ~と疑問であった。今頃「出てこいプーチン!」はないだろう・・。

クリミアは武力で取り返すしか方法がない以上帰っては来ないだろう。国境に関しては現状を認め、旧国土の放棄を決断したドイツのブラント首相の勇気ある選択が、東西統一の布石になった例もある。ウクライナはロシアと上手にやりながら、国内を纏め、民主化を深化し、まずEU加盟の実現を優先すべきと考える。いっぺんに二つは無理と云うものだ。

 デレンスキーは大統領になって3年、バイデンは経験豊富な老練政治家、この様な戦争を避ける道をアドバイスすることも出来たのではないか?どうも、ウクライナを同盟強化に利用したのではないかと思ってしまうのだ。

 NATO東方拡大に危機感を持つとしても、今回のプーチンの行いは決して正当化できるものではないし、国際社会が一致してロシアに圧力をかけることを勿論否定するものではない。念のため。

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