【忙殺中のため不定期でお送り致します】『勇者転送』⁺神の切り札は欠陥だらけ₋

猫背族の黑

第☓☓話 ⁺神と勇者₋

「まさか貴方がこうなるとは思いませんでした…。

 こんな形で再会したくはなかったです」


「神様、それは俺も同じ気持ちです。どうしても俺を止めるつもりなんですか?」


「ええ、もちろんです」


「後ろにいる奴らは、やはり勇者ですか?」


「そうです」


「俺は今、魔王なんでしょうか?」


「いいえ、あなたは今も勇者ですよ」


「そうですか」


「考えを改めるつもりはないのですか?」


「俺は俺のやっている事に自信を持っています」


「何が貴方を変えてしまったんですか」


「神様、あなたです」


「……では、私が止めなければなりませんね」


「喜んで受けて立ちます」


「……私は、辛いです」


「俺もですよ、神様」



…あぁ、なんでこんなことに…


――――――――

――――――

―――


↓タイトル表紙URL


https://kakuyomu.jp/users/senei87/news/16817330652229050427

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る