ファーストシーズン

第1話 お姉ちゃんを狙え



 私の百合ハーレムを作るにあたって、まず一人目はお姉ちゃんに決めた。


 絶対に絶対に、他の男にお嫁になんて行かせてあげない!


 お姉ちゃんは私の物になるの……。


 だって私が決めたから。


 まずはお姉ちゃんが男の子に興味を持たないように……私だけを愛するように仕向けてあげる。


 そう、私は聖女なの。まだ聖女としての力が発現してないって?


 ゲームでは10歳で教会に見つかったけど。私は既に自分が聖女だって認識している。これは大きい。


 確認したけど私は既に聖女の力が使える。


 そして……18禁版の裏設定。性女の力も使えてしまうんだよ?


 もちろんこれを使わない手は無い。


 存分に味わってもらうよ?私の力。



◇◇



 うちは貧乏なので子供部屋は、お姉ちゃんと一緒。だからチャンスはいくらでもあった。


 農家だから学校にも通えないし……。


「ねぇお姉ちゃん一緒に遊ぼう?」


「いいわよ?何して遊ぶ?」


「えっとねぇ……おままごと!」


「珍しいわ……マリィがおままごとなんて?」


 そりゃそうよ……これからするのは大人のおままごとだからね?


「マリィがお父さんやるから、お姉ちゃんはお母さんね?」


「分かったわ」


 それでは、大人のおままごと開始よ?


「ただいまー♡サリィ今日も可愛いよ♡」


「え?……あ……お帰りなさい……あなた?お風呂にします?先にご飯がいい?」


 お姉ちゃんは、ちょっと困惑しているよ?だってリアルおままごとだよ?


「それじゃ……お前が欲しい♡サリィ♡もう我慢できない♡」


「ちょって……あの!マリィ?あん♡」


 お姉ちゃんの胸をまさぐる。お姉ちゃんは私の5つ上だから11歳、少し胸も膨らみかけていた。

「サリィ♡お前が欲しい♡」


 私は聖女の力もとい、性女の力を発動した。お姉ちゃんは小さいながらもすっごく感じてくれた。


「んあああああああ♡もう♡だめぇぇぇ♡」


「はぁ……はぁ……サリィ大好きだよ♡」


「あなた……私も大好き♡……」


 今日のおままごとは楽しかった。お姉ちゃんも満足してくれたし。


 このままお姉ちゃんを攻略していこう。私はそう思った。



◇◇



 この世界に転生して3か月、お姉ちゃんの攻略は進んでいて、もう私なしでは生きていけない体にしてしまった。


 ごめんねお姉ちゃん♡絶対私がお姉ちゃんを幸せにしてあげるから♡


 今日はお姉ちゃんとお外で遊んだので体が汚れている。うちは貧乏なのでお風呂などない。でも私は聖女なので浄化魔法も使えちゃう。


 お姉ちゃんと私の部屋に戻って来たので、ちょとリミッター解除する。


「お姉ちゃん!綺麗にしてあげる♡」


「え?汚いよ?マリィ?」


「はい。お姉ちゃん脱いで?」


 別に脱がなくても魔法は使えるけど気分でね?


「うん、脱ぐよ?でもタライに水と拭くものもってこないと綺麗には……」


「まかせて!大丈夫♡」


 お姉ちゃんを全部ひん剥いてから浄化魔法をかけると……あら不思議。綺麗なお姉ちゃんの出来上がり。


 脱いだ服はあとで洗うから、でも浄化してもいいかな?


「すごい……これマリィがやったの?マリィもしかして魔法使えるの?」


「そうだよ?綺麗になったでしょ?」


「うん……すごい綺麗。汚す前より綺麗になってる」


「でしょでしょ?でもまだ綺麗にしてない所があるの……」


「あ……マリィ……♡」


 お姉ちゃんは、私が何を意図して言ったのか分かったようで顔を赤らめていた。


「ね?綺麗にしてあげる♡」


「うん♡」


 もうお姉ちゃんは、私の言う頃なら何でも聞いてくれるの♡


 ご褒美に私は、性女の力を発動して……お姉ちゃんの綺麗にしていない場所を自分の舌で、念入りに洗ってあげた。


「んん♡んああああああ♡んく!」


 お姉ちゃんは満足してくれたみたい。


「ねぇ、お姉ちゃん?今度は私も洗って欲しいな?」


「え?あ……それは……いいの?」


 お風呂が無いから、この家では桶に水をためて体を洗うのが普通だった。


「うん、お姉ちゃんに洗って欲しいな?」


 私に浄化魔法はかけていないので、私の体は汚れたままだった。


「うん、洗ってあげるよ?マリィおいで?」


「お姉ちゃん、おててで洗って?タオルはいたくて嫌」


 私はお姉ちゃんに素手で洗うようにお願いした。


「え?うん……石鹸泡立てるからまってて?」


 そう、手で洗うには石鹸を付けないと洗えないの。タオルでゴシゴシされるのは痛いので嫌いだ。


 お姉ちゃんは私の指示通りに手に石鹸を付けて全身満遍なく洗って(さすって)くれた。


 お姉ちゃんの顔はもう耳まで赤くなっていた。


「おねえちゃん?洗ってくれてありがとう♡とっても気持ち良かったよ?」


「うん……」


「でもまだ……洗って無い所あるよね?」


 石鹸は流したので、全身の泡は消えている。


「あ……うん……ごめんね?マリィ♡ 今……綺麗にしてあげるわ♡」


 そして……お姉ちゃんには、洗ってない場所をいっぱい綺麗にしてもらったの♡



 ……そう、もうお姉ちゃんは私の虜なのよ?






読者様へ


ここまでお読みいただきありがとうございます。


これは、百合ハーレムを目指す女の子の物語です。


続きが気になると感じて下さいましたら、

☆♡にてコメント、応援よろしくお願いします。

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