完全にゼロから始める異世界ゲーム生活~VRMMO始めたのはいいけど、バグって農民スタートだった。私だけお金で全職業のスキルと補正が買えるので、何もかも買いまくって一般プレイヤー以上に強くなります~
第6話 ジダン行きたいのにじゃまされる(´・ω・`)
第6話 ジダン行きたいのにじゃまされる(´・ω・`)
ルクラの穀物をドティルティに運び込む交易で結構儲けました。
交易者が一気にレースしたので莫大な資産ってわけじゃないけどね。
でもいっぱいスキル買ったー!
ケアLv5
ミドケアLv5
フルケアLv3
マジックコートLv5 (これ元々はLv1しかないスキルっぽいね)
速射Lv5
連射Lv5
スラッシュLv3
マジックアローLv5
マジックバリスタLv5
ホーミング付与Lv5
テレキネシスLv5
トリプルアタックLv5
ステータス。ウンディーネで5ずつ上昇。
力98、魔力140 起用138
魔力上昇Lv5 (50+)
マナ総量上昇Lv5 (100+)
推定魔力:415
推定マナ総量:572
マナ回復量増加Lv5
ピストル・リボルバー修練Lv5
早抜きLv5
悪路走破Lv5
属性強化Lv3
とりあえずこんな感じ! 既存のスキル強化だね。実質剛健。ショットガン修練を買わなかったのは、そろそろライフルかなーと。7.5ミリのアサルトライフルかデカい口径の猟銃買いたい。
それで、動きが良くなったシステムさん(おかげでけいじばんにも行ったよぉ! 楽しかった!)に天買人としてのスキルは何かないか聞いたら。
他スキル連続行使
というのがあるそうで、オーバードライブしてないと出来ないトリプルショットのトリプルアタック、これが出来るみたい。これが今の取得目標。
さすがにお金を一気に全部は使わないよー交易費用にしたいし、武具の更新に使いたい。
そうそう、ジダンに行けば出版社があって小説も売れると言うことなので、今書いてる。脳内電子保存区域で保存と編集してるので別に場所取らないしね。書くのは自叙伝風の小説かな。
さて次の戦略ですが。
「ドティルティからジダンに穀物を運ぶだけで利益が出るけど、安全度ランク6.5で、これだと決死の突撃部隊と物資回収部隊を構築できれば盗賊が攻撃してくるみたいだね」
「カミカゼだな。今穀物が高騰してるから利益も出る。カミカゼしやすいだろうな。俺たちが使ったような輸送車じゃすぐにやられる。浮遊して走る超大型船なら大丈夫なんだろうけどな」
「ジダン行って仕事探した方が無難かな?」
「私もそれに賛成です。少し先物の権利を買っておきましょう。これなら電子カードの中に入るので安全です」
というわけで3週間の先物権利を数枚買いジダンへの道へ馬車でGO!。
道すっごく整備されてる。すっごい。日本の自動車ラインみたい。ここだけ2077年だ。
2日ほどそこでのんびり馬車を走らせていると。
プスプスプス
ボワッ
「屋根が燃えた!? 盗賊が来た! にげ……てもどうにもなりませんな。潔く死にましょう」
「御者さんのんきなこと言わないでよ!」
「いや、狙われたってことはあっちの戦力の方が上なはずだ。人物鑑定持ちを大抵連れているからな。勝ち目はない。お嬢と一緒に走れ! 俺とルウラはここで1秒でも止める! もうすぐ傭兵の館がある!そこで俺たちを登録してくれ!」
「わ、わかった! いくよアキちゃん!」
アキちゃんを背負って一気にかけ出す。
数歩歩いたところで体が動かなくなる。なんだ? システムさん!
【影縫い:影を縫い付けた者を動けなくする。弓士のスキル。ディスペルで解除可能】
【影縫い状態にあります】
弓つっよ。銃が人気でないわけだ。ディスペル取得。
『ディスペル』
体が完全にカチカチでしゃべれないので心の中で詠唱。次の瞬間解除される。でもまた狙われないか? 走る系を強化しよう。システムさん。
【ダッシュ:走る力を増強させる:アクティブ】
【疾走:速力を増加させる:パッシブ】
ダブルで使えばいい感じか。取得。Lv5まで。
「ダッシュううううう!!」
使った瞬間凄い早さで駆け抜け始めた。
さっきの影縫いを使った弓士は「クールタイムが間に合わねえ!」と言っている。私もクールタイムあるけど気にしたことがないな、魔力依存だったり?
っていうかさ、もうオーバードライブだよね!!
「オーバードライブ!! うおおおおぉぉぉぉ!!」
血反吐を吐きながら傭兵の館へ向かう。後ろからはアルダスさんの大技「
あとは死ぬまでとの時間勝負だ。傭兵の館で登録すれば死に戻りポイントがそこになる。
私が渡した荷物以外は回収されるので、マジカルバッグ以外は回収できる。バグ相手じゃないから死に戻りもできるはずだ。あーくそ、マジカルバッグが襲われた原因かな。
ある程度ばく進したらアキちゃんが降りて着いていくというので下ろす。そして走る。経過時間は3分。もうやばい。
――ここでけいじばん――
ゆきnさんおそrてる
1
あそこどkだ
2
ドティルティMAPのx56.23432、y72.43645 雪菜さんうかつにライドを付けてたからな。こっちもわかったが、あっちもわかったわけだ
10
ちょうどすぐ近くだった。準備できた、救出にむかう
15
傭兵を助けに行くってすげえ体験だ
16あの4にんだからおもしろいんだよな
――ここに本文をいれてください――
25
雪菜さんオーバードライブしてまで傭兵の館むかってるんだ、命かけてるならこっちも命かける
――いじょうけいじばん――
ここが傭兵の館……? ぼろっちいな。まあすぐに手続きしないと
「こんにちは傭兵の再登録しに来ました!」
出てこない!
「ぼけすけ! でてこいやぁ! 命かかってんだよ!」
よろよとペリカン族が奥から出てくる
「ああ、めんどうくさ……すぐやる」
私の形相をみてビビったのか、向けている銃口にビビったのか、すぐに取りかかるペンギン、じゃねえペリカン。
「……はい、これで終わったよ」
「状態は!? ドティルティに飛んでない!?」
「ドティルティのX56.23のY72.43だ。ここからみるステータスでは健康だな。おまえさん時速何キロで走ったんだい……?」
答えもせずにそこへ向かう。オーバードライブはそれこそクールタイムなので使えない。
到着したそこは、激戦地だった。
盗賊がムキになって戦力を投入している。もうすでにここを守る勢力の超強力衛兵が飛んできているが、相手がうまい、影縫いをローグ系も使ってうまく動きを止めている。
「おらぁぁ! 弓しねえええ!!」
弓に猛ダッシュして一気に接近。トリプルショットで一発で頭部を潰してオダブツだぁーッ! 消えないからリザレクトされる可能性があるのかな? 対人戦はわからん。
次にローグ。困惑する動きを見せるが、バックステップで距離を取り「狙う」。「ホーミング付与Lv5」で「狙われた」らまず避けられないだろう。狙ってるのでトリプルショットは使えないけど体力なさそうだ。数発頭部にぶち込んだらこれもオダブツ。
銃、使えるじゃねえか。
「きたな大将! なぜかわからんが援軍が来たんだ!」
「雪菜さんか?」
「雪菜さんだ! マジで綺麗!」
「よかったー来てよかったー!!」
「けいじばんの馬鹿どもが助けに来ましたよ!」
「みんな!」
感動もそこそこに、装備に目が行く。なんか光ってるし鎧ごっついし、魔法系は支援魔法も攻撃魔法も乱射してますよ? い、今まで凄い人たちにヘンテコ戦闘を見せていたのでは。
ちょっと動きが止まったそこを狙って戦士が殴りかかる。
慌てずに10ミリフルオートピストルを引き抜きトリプルアタック。早抜き持ちなので余裕で攻撃できた。
速射にオートロード、トリプルアタックのかかった攻撃はものすごく、まさにバレットストーム。数秒かからずに戦士は心臓をボロボロにされた。
「なんだこいつ!? チーターじゃねえのか!? おい衛兵、そっちを攻撃しろよ、チーターだぞ!!」
「雪菜さんは!」
「チーターじゃ」
「「「「ねえ(ない!!)」」」」
ぶち切れたみんながリーダーへと向かう。
止められる者はいない。
「トドメだあ!! マックスレベルの強撃!」
「
「ミスティックボルト!」
「ファイアストライク!」
この猛攻でリーダーは、消え去った。あれ? 死体は残るんじゃないの?
「よし、残りは逃げたな。衛兵に捕まって死ぬだけだ。ああ雪菜さん、対人戦の場合死体はいちど残るんですが、そのあと死体撃ちをすると強制リスポーンされるんですよ。ランダムでアイテムを残します。今回はマジカルバックパックですかね。中身は盗品でしょうし捨てちゃった方がいいですね」
「え、凄い! 盗品はどうしても返せないの?」
「衛兵詰め所に届け出れば一応預かってはくれますよ。持ち主申請して通るかは別ですけども」
「なるほど、そっか。でもマジカルバックパックは凄いねー! 今回は皆さんに助けられたので、処分はお任せします!」
「あー、俺たちは多分この容量の数十倍のバックを持っているので……」
「若干戦力になれないアルダス様とルウラさんを護衛しながらドティルティ~ジダン間の盗賊を撃退した少数臨時パーティですからね」
「ア、マジデスカ」
というわけで帰ってきたアキちゃんを含めみんなで記念撮影をし、残った死体を死体撃ちしてアイテムを頂き(12体中6個出てきた)何度もお礼を言って解散。
最後にあちらのプレイヤーさんから。
「ジダンは最下層は安全度2とか3です。早く上層に駆け上がってください。今回ゲットしたアイテムは、持っているランク帯としてはかなり高価ですから」
と、脅されたのであった。走ろうね、みんな。
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