無理解、そして誠実さは消耗し
今、特に"差別された"と感じるエピソードがなくても
それは"今"ないだけなのかもしれない
男同士では部屋を借りられなかったり、
恋人の面会謝絶の病室に入れなかったり
その不条理に直面した時
俺はどれだけ自分を保てるだろう
そしてあなたは俺をどう思うのだろう
世界をどう思うのだろうか
"理解される"と"受け入れられる"は少し違う
理解がないからって受け入れてないとは限らない
ただだからこそ、ところどころで苛立ちを、
哀しみを覚えてしまう
諦めるべきなのだろうか
でも諦めていいことなのだろうか
思ったより人は固定観念に縛られている
そしてそれを壊されることを危機と見なす
なぜなら己の常識が崩れることは
これまで培ってきた世界を崩すことだから
何だって一から作り直すのは大変
だからあなたにとって俺は異物なんだ
知らなかったなら知らなかったで
そこから次のステップに進めばいいのに
でも、だって、と反論ばかり
どうしてもそこから進めない
不勉強な人間に一から説明するのは苦痛なんだ
あなたにきちんと学ぶつもりがないのなら
そう、我々はひょっとしたら
自由とか平等とか多様性とか
そういうものの概念が
実はあんまりよくわかっていないのではないか
世の中が変わっていけば、あなたも自然に変わっていく
そういう期待をするしかないのだろうか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます