ただの本好き、異世界に行く
@amti0258
第1話 異世界
鈴木 太郎 23歳
僕は今異世界にいます。
いつも僕は普通だった。子供の頃から言われ続けられる呪い言葉だ。
人間誰しもが一つは才能を持っているというが自分はからっきしだった。
ゲームもスポーツも勉強も何一つ普通だった。しかしその人生を僕は好きだった!
数人の友達と家族との生活を僕は気に入っていた。
こんな普通な僕でも運命の出会いがあった。
それは幼稚園の頃まで遡る。
5歳の誕生日の日に父親が本をプレゼントしてくれた。幼稚園児でも読める絵本だった。
その内容は覚えていないがとても衝撃を受けたのは覚えている。
そこからはすごかった。
幼稚園児の時は絵本や図鑑などを読み漁り、小学絵の時は歴史などの本を読み、中学生の時は人間の文化についてなど、ずっと本を読んでいたそれは高校や大学に行っても変わらなかった。
友達からは[本の虫]というあだ名もつけられたが自分も自覚はあった。
そんなこともあってか本の出版会社に今は勤めている。僕は天職見つけたと思った。
充実した生活だった。
僕は走っていた。なぜなら今日は気になっていた本の発売日だったからだ、いつもの本を買っていた本屋はいつも8時で終わったが会社は7時で終わる。ぎりぎりだがいつもそこで本を買っているが、今日は残業があり7時30分に終わった。だから全力で走っていた。
ヤバいマジで間に合わないと思った瞬間目に映ったのは路地裏だったその奥にはいつもの本屋があった。そこを突っ切るしかないと思った僕はそこへ飛び込むように走った。
路地裏を抜けたそこはいつもの本屋ではなく知らない町並みだった。
僕は気づいた瞬間叫んでいた。
「ここどこーーー!!!!!!!」
ただの本好き、異世界に行く @amti0258
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ただの本好き、異世界に行くの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます