競馬好きの独り言
秋山如雪
第1話 競馬好きの思い出
さて、いきなり始めたこのコーナー。
実は私、「競馬」好きです。
だからなのでしょうね。「ウマ娘」ブームに乗っかるだいぶ前から競馬のことはよく知ってました。
きっかけは1996、7年くらい。まだ20歳未満なのに、大学時代の知り合いに勧められて始めたのがきっかけ。この時点で、おっさんだとバレますが。
というかねえ。ウチの母校のすぐ近くにWINS(場外馬券場)があったのがいけない(笑)。
当時は、年齢制限や学生だから、というのが超甘かったので、普通に馬券買ってました。
しかも、今みたいに携帯でガンガン情報を見れるわけではないので、ひたすらスポーツ新聞か競馬新聞を買って予想。
そんな中、もっとも思い出深い馬が、スペシャルウィーク。
まあ、実際に勝たせてもらったのが大きいですが、あの馬は速かった!
そもそも競馬好きにはわかると思いますが、1995年世代、1998年クラシックを迎えた彼らは「黄金世代」です。
他に、エルコンドルパサーも大好きでした。凱旋門賞は惜しかった。
スペシャルウィーク、グラスワンダー、エルコンドルパサー、セイウンスカイ、キングヘイローなど。
まさにどの馬が勝ってもおかしくないくらい強く、ある意味、1998年~2000年くらいが一番競馬が「面白い」と感じていたし、ハマった時期でした。
逆にそれより前のトウカイテイオーやナリタブライアン、マヤノトップガンあたりはほとんど見てません。
ギリギリで、サイレンススズカですが、あの悲劇を丁度見ていなかったという、損をしてます。
コロナなんて、全然関係なかったから、毎週必ずWINSに行って、大勢の観客の中で、見てました。
と言っても、私はそんなに「競馬」に詳しくはないのですが。
せいぜい、血統や距離適性、前走のデータを参考にする程度。
競馬というのは、ものすごく奥が深いので、結局、色々と調べたところで「勝てない」と悟り、だんだん直感に頼るようになってきました。しかも、その直感が生きて、最近、勝ち続けてます。
その後、2000年にはテイエムオペラオーに勝たせてもらい、2005年くらいからはディープインパクト。
2015年くらいまではやってましたが、その後、しばらくは競馬から離れてました。
が、コロナ禍のせいで、暇になり、結局、2020年くらいから再開。
丁度、ディープインパクトの子の、コントレイルが三冠を達成した頃くらいですね。
そして、ディープインパクトが亡くなり、ディープインパクト産駒はもう出てこないわけで、その後継者争いが発生しています。つまり、今はリーディングサイアーは、混沌としてます。
21年の2歳馬の種牡馬勝利数は、1位が新種牡馬のドレフォン(13年生まれ、父ジオポンティ)の30勝、2位がドゥラメンテ(12年生まれ、父キングカメハメハ)の29勝、3位がロードカナロア(08年生まれ、父キングカメハメハ)で28勝、4位がエピファネイア(10年生まれ、父シンボリクリスエス)で26勝、5位がキズナ(10年生まれ、父ディープインパクト)とモーリス(11年生まれ、父スクリーンヒーロー)で21勝となっています。
うーん。キングカメハメハは偉大だ。
いずれ競馬小説でも書きたいくらいなんですが、競馬用語ってのは、複雑でなかなか覚えられなくて。
書いても「素人」と思われるのが怖いんですよね。
ちなみに、好きなゲームはもちろん「ウィニングポスト」シリーズです。
あれでかなり競馬の勉強になりました。もうすぐ最新作が出るので、また買います。
あと、昔、府中市に住んでた関係で、しょっちゅう東京競馬場に行ってました。中山競馬場と札幌競馬場にも行ったことがあります。
ついでに、学生時代に札幌にいた関係で、JRAのアルバイトをやってました。かなり変わったアルバイトで、獣医の助手をするというもの。
なので、みんなJRA関係者ばかりで、実際に馬を見たこともありますし、調教師の先生を見たこともあります。
その時、言われたのが「馬の後ろには絶対に立つな」です。
馬の後ろ脚というのは、後ろにしか動かないので、真後ろに立つと蹴られるからです。逆に横にいると、どんなに暴れても足は飛んできません。
最近、注目している馬は、エフフォーリアですね。勝たせてもらいました。エピファネイアの子だし、横山武史ジョッキーには、非常に期待しています。親を越えるかも、と。最近は、3歳から強い馬が多いですが、馬の3歳ってのは、人間で言えば中学生か高校生。
そんな年齢なのに無理させる、というのも酷ですが。
まあ、競走馬ってのは、「経済動物」ですからね。ある意味、人間より稼いでる。動物愛護団体が苦情言いそうですが。
それでも、競馬は「夢」と「感動」を与えてくれるもの、と思ってます。
藤田菜七子騎手には、是非がんばってもらいたいなあ。
結局、競馬界ってのは、ほとんど関係者ばかりの「狭い世界」だし、「男社会」。女性ジョッキ―がもっと増えた方が面白くなります。
次回は、高松宮記念の後にでも。今回は、初回なので、ほんの「触り」だけですが、次回からはもっと「馬」を掘り下げます。
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