天乃剣
米沢酒雨
過去話
最後の一つ
ここは一体どこなんだ?
ここは洞窟なのか?
なぜ身体が動かない?
何もわからないままでいたら、掠れている記憶の映像の場面が変わった。
熱く燃える炎の中にいる。
何かを叩き伸ばす音がする。
そして目の前は真っ暗になった。
目が覚めたらそこはとある不思議なおじいさんが住む家だった。
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