生産型能力者 第2章 怒涛のタイムリープ編

DC.MS.WM

第12話 始まり

タイムリープした瞬間僕は日時を確認するために、時計を見る。

2月14日午後2時と書いてある。つまり今は、予想打にしない奇襲によって部隊が全滅仕掛けられた。その2時間前だ。もっと前に戻りたかったが、そうも言ってられない。急いでここから逃げなくては。そのことで頭がいっぱいになる。

まずは自分の能力で一番わかっている、アンギネスに話をすることにする。

「アンギネスいまから約2時間ごに敵襲がくる。今すぐここから逃げるんだ。」

そういうとアンギネスは首をかしげながらいった。

<何を言ってるんですか、ここは最終防衛線ここ以外逃げる場所はありませんよ>

頭の中が困惑する。日時を確認するので必死で気づかなっかたが、ここがどこだかわからない。ここは本当に過去なのか。それすらわからなくなってきた。

「お前の能力でタイムリープしてきた。ここどこだよ?」

そういうと冗談きついぜ。というような顔をされた。

<僕の能力は、エネルギーの具現化と譲渡ですよ。そんな夢みたいな能力持っていませんよ。>わけがわからなくなってきた。風景は愚か、アンギネスの能力も変わっている。こうなるとエメラルドもどうなっているかわからない。

「エメラルドはどこだ?あいつの能力は知ってるだろ?」

そういうと腕を目の前にあてていった。

<昨日まで、会話をすることすらままならないぐらいに精神が崩壊していたと思えば、そうですか現実から逃避するために。死にました。昨日の進軍で。

その遺体を抱えて戻って来たのはあなたですよ。>

「エメラルドが死んだ?言っていい冗談ってもんがあるぞ、アンギネス!!あいつが死ぬわけ無いだろ。あんなに強いんだぞ。」

そういうと悔しさでいっぱいの顔をしていった。

<冗談じゃないですよ。接近戦になり自分と相手を巻き込んで死んだんですよ。>

その表情は明らかなる現実を指すような顔だった。

でも認められる事実ではなかった。けれど認めなくてはいけない現実だった。

であるならばこの過去にようはない。タイムリープすればいい。

そういて僕の時間は進まなくなった。

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