ここが大きな曲がり角
よかったら傷を舐め合おう
そしたらひとまず落ち着けるから
それから次のことを考えよう
きっと一番いいものが待っている
抱えているものがとても重い
見るからにそう思う
あなたの荷物を分けてくれないか
あなたが苦しいのは俺も苦しい
迷いがない でもブレが多いのは
自分の発言に責任感がないからだ
あなたはもう彼とは付き合わないほうがいい
あなたのためにならない
あなたの拙さもある
でも彼の力不足も相当なもの
あなただけが悪いなんてことはない
無理矢理向き合うことはないんだよ
“気にしない”はいいことだろうか
“どうでもいい”と受け止めることは
俺はそうは思わない
だってあなたは死にたくなるほど困ってる
ちゃんと解決しなきゃ
一人じゃ無理なら俺もする
物事はそんなに単純化できない
世界は一言では語れない
別に彼が悪いわけじゃない
むしろ彼みたいなのが普通だから
そう“普通”が一番厄介
自分の世界を疑わないから
みんなどこかで間違えていて
どこかが間違っている
みんな少しずつ悪いんだ
だからあなたのせいじゃない
他人に相談をしない人に相談をしたのは
あなたのミスだ
頼る人間を選ぶ力をどうか身につけて
俺はあなたに選ばれているかな?
彼もいつか自分の失敗に気づくかもしれないし、
ずっと気づかないかもしれない
いずれにしても一方的な期待は止そう
あなたはまず自分の健康を考えて
ここが大きな曲がり角
ここをなんとか進めれば
相手が彼でも誰でも
あなたはうまくやっていけるだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます