その研究室でアリサはひとりでがんばっていた。食べ物のために…への応援コメント
ほんとにありそうなリアルでシリアスな状況を、能天気(と書くよりは脳天気)な主人公のあっかるーい視点でコミカルに描ききった、小説ならではの楽しさに浸れる作品ですね。コミックなら線とかデフォルメとかでぎりぎり雰囲気出せますけれど、映像なら無理ですよね。この味は。
タイトル見て、「どうせオチはアレなんでは」と思いつつ、別の方向に踏み出したので、あ、そっちに行くのか、と思っていたら、話がどんどんリンクしていって、気がついたら「やはりそこかっ」という結末。やられました。
ただ、正直、最後は一気にブラックに飛んだ印象があるので、逆に「え、こう締めるの?」という印象も。でもまあコメディだし、結末はここしかないのでしょうね。最後のこれ、古い洋物のホームドラマだったら、観客の笑いが入るところだと思います。
昔読んだ大原まり子の小説を思い出しました。そういえば、あの人のもブラックでしたね。「食糞経験者」みたいな単語がさらっと出てくるところとか、なんと言いますか、人間の業そのものを描ききった作品でもあると思います。
軽やかでいて、濃厚な味わいの一作でした。ありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます! とてもうれしいです。大原まり子! すごくわかります。あの頃のSF書きはちょっときついスラップスティックが入ってましたよね。なんとなく書いてて、そんなことを思いました。
またご感想がいただけるような作品を書いていけるように精進します。よろしくお願いしますー
その研究室でアリサはひとりでがんばっていた。食べ物のために…への応援コメント
こ、これで何時もいっしょ( ^ω^)・・・
作者からの返信
ありがとうございます!
食べちゃいたいぐらいかわいい、って奴ですねーヽ(*´∀`)
その研究室でアリサはひとりでがんばっていた。食べ物のために…への応援コメント
面白かったです!
ライトとダークの配分が素晴らしい
そして終わり方が鮮やか
前日譚とかも書けそうですね!
作者からの返信
ありがとうございます!
嬉しいです。
こんなことになる前の世界でのふたりの話とか、いろいろできそうですね。