第3話

俺と佐々木さんは連絡先を交換した後、

お互いの趣味や自分の事について語り合っていた。


「それでさー、何でもないところでぶつかっちゃったんだよねー」


「佐々木さんっておもしろいねー」


いつの間にか俺たちはかなり仲良くなっていた。

最初は佐々木さんのこと怖い人だと思ってたけど、案外話してみると優しい人だと思った。


「そーいえば、齊藤って好きな人とかいるの?」

へ!?いきなり何を言い出すんだ。まさか佐々木さんが俺の事好きなのか!?まあ、俺には彼女いないから正直に答えるか。

「そうだね。今はいないよ」

「へぇ。そうなんだ。じゃあね」


そういうと、佐々木さんは席を立って鞄を持って教室から出た。

何だったんだ?俺、なんか変なこといったか?

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俺のとなりの同級生が可愛すぎるのに俺にしか甘えない らいけい @reiyaru

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