第314話 灼熱地獄!七夕都知事選:溶ける選挙カーと蒸発する候補者たち
ダイラ:
「クワヤマダくん、今年の七夕都知事選のニュース見た?灼熱地獄で選挙カーが溶け、候補者が蒸発するなんて、まるで漫画みたいだね!」
クワヤマダくん:
「見たよ、ダイラ。気温55度だって!選挙カーが溶けるなんて、もうありえないよ。50人が蒸発気化って、まさにSFだよ。」
ダイラ:
「本当だよな。で、唯一生き残ったのがオリヒメザジャパン。全身氷を纏ってシースルー作戦を展開したって、もうヒーローだよ!」
クワヤマダくん:
「シースルー作戦って何だよそれ!でも涼しそうだね。まるで冷凍マンモスが現代に蘇った感じ?」
ダイラ:
「そうそう。しかも、投票率100%を目指して、選挙に行かない庶民には罰金刑って、どこの独裁国家だよって感じだよな。」
クワヤマダくん:
「罰金刑!?選挙に行かないと罰金って、こりゃ民主主義の終わりだね。でも、オリヒメザジャパンって本当にすごいね。」
ダイラ:
「さらに驚くのがドクター高松。150歳で冷凍保存されて、選挙活動はAIに任せてるんだってさ。未来SFそのものじゃん。」
クワヤマダくん:
「冷凍保存!?それって未来のサイボーグ候補者だね。でも、AIが選挙活動ってどうなの?」
ダイラ:
「それが効果的なんだよ。オリヒメザジャパンとAIドクター高松のタッグで有権者の心を掴んだらしい。未来の選挙戦略は侮れないね。」
クワヤマダくん:
「なるほどね。でもさ、昔の人間は勉強に膨大な時間を費やしてたのに、今は脳にチップを埋め込んで知識をインストールする時代だもんね。」
ダイラ:
「そうそう。今は勉強なんて不要。人間関係や精神的な成長もチップでカスタマイズできるから、スーパー人間が当たり前の世界だ。」
クワヤマダくん:
「それって平和な世界だね。でも、天変地異が起きても自我チップさえあれば人生は永遠に続くって、少し怖い気もするけど。」
ダイラ:
「確かに。でも、三大欲求もコントロール可能だから、欲望に振り回されることもないんだ。未来の子供たちは効率の悪い過去を知らないだろうね。」
クワヤマダくん:
「それって本当に良いことなのかな。人間臭さって、ある意味大事なことだったのかもしれないね。」
ダイラ:
「かもしれない。でも、その良さも未来の子供たちに伝えていきたいね。さあ、クワヤマダくん、この異常な都知事選の話を忘れずに、未来への冒険を続けよう。」
クワヤマダくん:
「それはさておき、この国は暑すぎる。北欧への移住も考えているんだよね。」
ダイラ:
「僕は最近、南極の日本基地周辺の物件に興味あるんだよね~。」
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