還暦ダイラ
第311話 掲示板ジャック(泡沫候補の大逆転!)
ダイラ: クワヤマダくん、最近の都知事選挙掲示板の騒動、聞いた?
クワヤマダ: ああ、聞いたよ。あれはすごいことになってるね。党内の候補者の掲示板を民間人に売り渡したって話だろ?
ダイラ: そうそう。そのせいで、掲示板にありとあらゆるポスターが貼られることになったんだ。ユーチューバーの宣伝から、ペットの犬のワンカット写真、尋ね人の情報、新商品の広告、新進気鋭のアーティストの作品まで、なんでもありだよ。
クワヤマダ: それに都民からの苦情が殺到してるんだろ?本来の選挙掲示板の目的が完全に無視されてるからね。
ダイラ: そうなんだ。選挙掲示板がこんな風に使われるなんて前代未聞だよ。だけど、面白い展開があったんだ。とある掲示板の片隅にバンクシーらしき落書きが発見されたんだよ!
クワヤマダ: え、本当に?それはすごいね。バンクシーってあの有名なストリートアーティストだよね?
ダイラ: そうだよ。彼の作品が見つかったことで、その掲示板の評価が一気に上がったんだよ。今までは低俗扱いされていたのに、急に注目の的になったんだ。
クワヤマダ: なるほど。それで、バンクシーの落書きの隣に掲示されていた泡沫候補も有名になったってわけか。
ダイラ: その通り。バンクシー効果でその候補者が一気に注目を浴びることになったんだ。彼は今まで全然知られていなかったのに、一晩でスターになったんだよ。
クワヤマダ: でも、それって選挙の結果にどんな影響を与えるんだろう?
ダイラ: それが問題だよね。今までの予想では全く注目されていなかった候補者が急に有名になったから、選挙の行方が全然読めなくなったんだ。
クワヤマダ: バンクシーの作品がこんな形で政治に影響を与えるなんて、誰も予想しなかっただろうね。
ダイラ: 本当にそうだよ。選挙掲示板の騒動がこんな風に展開するなんて、誰も想像してなかっただろうしね。ユーチューバーやペットの写真が貼られるなんて笑い話だったのに、それが最終的にはバンクシーまで巻き込むことになるとは。
クワヤマダ: それにしても、バンクシーの落書きが本物かどうかはどうやって確認するんだろう?
ダイラ: それも謎だね。でも、バンクシーの作品ってそのミステリアスな部分が魅力の一つだから、確認されなくても話題性は十分だろうね。
クワヤマダ: そうだね。今回の都知事選、どうなるか全く予測できないけど、少なくとも面白い展開にはなってるよね。
ダイラ: うん、都民もこの騒動で選挙に関心を持つようになったし、ある意味では良いことかもしれないね。投票率も上がるかもしれないし。
クワヤマダ: 確かに。選挙に対する関心が高まることは良いことだよね。でも、次回の選挙ではもっと秩序を保つようにしてほしいな。
ダイラ: そうだね。選挙掲示板は本来の目的に沿って使われるべきだよ。でも、今回のようなハプニングもたまには悪くないかもね。
クワヤマダ: 確かに、退屈な選挙戦よりはずっと面白いよね。バンクシーの落書きが発見された掲示板、ちょっと見に行ってみようかな。
ダイラ: それも良いかもね。でも、他の都民と一緒に行くと混雑しそうだから、時間を見計らって行こうよ!
クワヤマダ: そうだね。ありがとう、ダイラ。今日の話、すごく面白かったよ。
ダイラ: また何か面白いことがあったら教えてね。
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