第298話 春よこん!

ダイラ:「クワヤマダくん、最近この世界で春が見当たらないんだ。桜の花も、あのほのぼのとした春の空気感も、入学式のわくわく感も…全部なくなってしまったみたいだよ。」


クワヤマダくん:「確かに、春のやんわりした空気を味わう前に猛暑がくる。夏と冬しかない気がする。」


ダイラ:「でも、このままでは寂しいんだよね。春がどこかにあるはずだから、僕らも探しに行こうと思うんだ。」


クワヤマダくん:「ええっ?本当に?でも、どこに行けばいいの?」


ダイラ:「それはわからないけど、春はただ花や行事だけじゃなくて、別のものにもあると思うんだ。だから、どこかで見つけることができるはずだよ。」


クワヤマダくん:「なるほどね。じゃあ、一緒に春を探しに行こう!」


ダイラ:「そうだね!春を見つけ出して、この世界にまたほのぼのさをもたらそう!でも、一体どこから始めればいいんだろう?」


クワヤマダくん:「うーん、どこから探せばいいんだろうね…」


ダイラ:「そうだな…もしかしたら、春はただの季節じゃなくて、人々の心の中にあるものかもしれない。だから、人々の心に触れることから始めればいいのかもしれない。」


クワヤマダくん:「確かに、心の中に春を見つけるっていうのも面白そうだね。でも、それってどうやってやるの?」


ダイラ:「それは…たとえば、人々が幸せになるようなことをするとか、優しい言葉をかけるとか…そういうことかな。」


クワヤマダくん:「幸せを噛み締めている人々に春のお裾分けをしてもらえばいいね。まずは周りの人々に優しさを届けてみよう!」


ダイラ:「そうだね!きっとその先に、本当の春が待っているはずだ!」

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