第15話 バイリンガル育児2 日本語の維持
補習校には今のところ行かないつもり。親同士のどろどろの人間関係をフロリダで聞かされて嫌になってしまった。今はインディアナやけど、そんな変わらんやろ。むしろ日本人はここの方が多い分、田舎の割りに学校の規模は大きいみたい。
フロリダだと日本人が珍しいから、知らない日本人に声かけられたりする。けどここじゃあ結構いるから、イベントとか行くと大抵一組二組は見かける。なまじ多いせいか、日本語がきこえると避けて行く傾向。きっといろいろ面倒なんやろうな。と、いうことなのでやっぱりわざわざ行きたくない。
あと、週一回で詰め込むから宿題とか多過ぎて大変みたいね。ついていけなくて脱落する子が多いらしく、中学に上がると生徒が入学時よりも半分くらい減ってたりするらしい。けど、習うのは国語と算数だけ。社会とか他の科目はしない。理科はともかく、せめて日本史くらいはやればいいのに。時間が足りないんやろな。なので、「じゃあ、自分で教えるからいいや」と、なったわけです。
(とはいえ、上の子は今のところ大丈夫そうやけど、特に下の子は集団の中へ入れないと勉強しないかもしれない。という危惧はある)
上の子もまだようやく新一年生になる年なので、やってるのはひらがな、カタカナ、漢字、足し算くらい。と言っても、四歳くらいからひらがなとカタカナは地道に週末だけ勉強してて、ようやく読み書きができてたところ。
そこへこの夏から漢字も開始。これは日本にいる母が漢字ドリルを送ってくれたのでそれを主に使ってる。
音読は絵本と日本の教科書で。領事館から無料で(送料は要るけど)取り寄せられます。
足し算はプリスクールで習ってたらしい。日本の教科書を使って少しずつ。
それと、在米の皆さんならたぶん既にめっちゃ有名であろう「ちびむすドリル」を印刷して使ってます。ぬりえから世界地図まで。必要そうなことは恐らくほぼ全て網羅してある。すごい。気になる方はぜひ「ちびむすドリル」で検索してみてください。
ただね、日本の印刷用紙の規格と合わないらしく、普通に印刷しても全部収まらないことがしばしば。B5の大きさのをA4かletterあたりで印刷するとあるは程度いける。
国語ノートがめっちゃ便利でたくさん印刷してます。マスの大きさとか、補助線の有り無しを選べてとても良い。今のところまだ幼いから大きいマスのしか使ってないけど、作文用の原稿用紙まであった。
幼児用のひらがな、カタカナ練習シートと国語とにははめちゃめちゃお世話になってて、重宝してます。
小学生の算数も、いかにも計算なやつだけでなくて、Z会とコラボの天才脳ドリル(だったかな?)なんかは子供が遊びの延長みたいにしてやってくれるからこれも助かる。これ期間限定なんやろか。常設やったらええなあ。
6-28-22
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