色のお話

 以前、近況ノートの方にも書きましたが、私は色が好きです。


 いろんな物について、例えば、人であったり、物語であったり、音であったり……そういったものに、色のイメージを重ねる癖があります。

「ああ、この音はライム色」

「この人はインディゴブルー」

 そんな感じ。何でそう感じるのかは、自分でもよくわかりません。小さい頃からの癖みたいなもんですね。


 でも、色って、ホントに沢山あるんですよ。もう自分のイメージする色なんて、カラーチャートで作るしかないのかも?


 色の名前も好きです。色の和名もホントに素敵。「縹色はなだいろ」(青系の色)「茜色あかねいろ」(赤系)「花萌葱はなもえぎ」(緑系)「紅桔梗べにききょう」(紫系)などなど、綺麗な名前の色ばかり。


 ちなみに、『緋雪ひゆき』の「」という字も色なんですよ。緋色ひいろというのは、朱色しゅいろに近い色です。日本国旗の紅色べにいろよりも少しだけオレンジがかった赤です。


 赤い雪なんて、ちょっと怖い感じ?(笑)。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る