感想&☆、ありがとうございます!!
"読んでみたい"と言って頂いたその一言が最大の賛辞です!!

横溝作品って、特に先生の趣味が全開になりつつある戦前の昭和時代あたりはそれはもう腐女子さんホイホイなネタのオンパレードで、しかもその元ネタが江戸時代のラノベとも言うべき草双紙本というのですから日本人の業も深いと言うか……。
その時代だと戦前ミステリの代表作『真珠郎』や館もの系ノベルゲーム的な筋立ての『蔵の中』がお勧めです。ちなみに前者は探偵役を金田一耕助に置き換えて古谷一行主演でドラマ化、後者は映画化されておりDVDも出ています。
戦後は本格的な長編ミステリが殆どになりますが、それもあって連ドラ感が濃厚になり、特に代表作のひとつ『八つ墓村』では未亡人萌えに義姉萌えに義妹萌えというこれでもかという波状攻撃がw
これって要は革袋は変われども中身の酒は実はさほど変わっていないということかも知れませんね。