第43話

畳職人というか、作業員みたいな感じ。

ほぼ、機械化していたので、作業工程は割と早く覚えられた。

30代から50代位の人、3人と自分。

建売り住宅の畳入れと、寸法取りを東京、千葉、埼玉、神奈川、一都三県を回っていた。


親は、職人になるって言ったら意外と反対はされなかった。

一応、職安にも行ったけど、やはり、年齢が若いのと、あまり行きたいと思う所はなかった。

そういえば、あの当時は、職安の前で、自衛隊の勧誘もされたっけ。

今、思えば、自衛隊でも良かったと思う。

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