第8話
直ぐに支度して、家を出る。
父にも連絡した。
7時過ぎ位に、近くまで、少し待つ。
7時半位、施設に挨拶をして部屋に入る。
父も、その後10分位で来た。
死亡確認に医師が8時頃に来てくれた。
施設で手配してくれた葬儀屋も、9時には来てくれて、母は、葬儀場の安置室に運ばれる。
やはり亡くなれば、悲しいが、最後の言葉のやり取りこそ無かったが、最後に会えたので、少しは良かったかと思う。
最後は、父の手で、正に死水を与えた形になってしまったが、父の伴侶なので、母も本望だろう。
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