校内一のあの子と放課後を過ごすことになった

高雨未知

第1話ーなぜこうなった

俺の朝は早く…はない。

朝7時にスマホのアラームで起きる。

のそのそとベッドから起き上がって一階へ降りる。

親はコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる。俺の気配に気づいて「おはよー」と声をかけるが、俺は眠気が取れないまま「うーん」とだけ返事をしてマグカップに牛乳を注いで一杯だけ飲み、歯を磨き、顔を洗う。

ここでようやくしっかりと目が覚める。

2階に戻るとハンガーからシャツを外して制服に着替え始める。

一つずつボタンを閉め、ズボンを履いてベルトを締める。

ネクタイを締めれば最後にブレザーを着て着替えは終わり。

この時点で7時20分。

家を出るまでの残り約20分ほどは適当に動画配信アプリを見て過ごす。

そして7時43分満を辞して家を出る。これが登校までのルーティーン。

登校はコンビニに寄ってパンを買い、7時55分発の最寄駅からの電車にのり25分ほど揺られる。学校の最寄駅に着くとさらにそこから10分くらい歩いて高校に到着する。

どこにでもある普通の公立高校。

偏差値も大体普通くらい。良くもなければ悪くもない。まさに普通である。

階段を登り、校舎の3階部分に入っている「2-7」の教室に入り窓際の一番後ろの席に座る。

この生徒間で一番の当たりとも言われる場所が俺の席だ。

現在8時34分。始業まで後6分ほどあるがやることはない。

誰かと喋ることもない。ただスマホを見るだけだ。

何故かって?俺には友達がいな…少ないからだ!


「はーい。席についてー。朝のHR始めるぞー。」

だるそうに教室に入ってきたのは担任の山岡裕太。

まだ若いのだがいつも気怠げでやる気のなさを感じる。

しかし顔が良いため女子からは一定の人気を博している。

先生の声でゾロゾロとみんなが席に着くと「起立っ」と声を発する隣の席の女子。

彼女はクラスの委員長である夢川瑞希。成績優秀で品行方正、運動もできてさらに美人でスタイルも良い。

そんな人が校内の人気者にならないわけもなく、黒い髪を靡かせて歩く姿はまさしく高嶺の花、校内一の美女と言われており漫画でしか見ないような完璧な優等生だ。そんな彼女は男女問わず誰だって好きだと思う。

そしてその隣でのそのそと立ち上がる俺はというと顔もイケメンではなく成績は普通、運動も普通。

身長も平均くらいで体重も平均くらい。

コミュニケーション能力は壊滅的。

校内はおろかクラスでまでも影が薄く殆どの人と話したこともない。

彼女とはおおよそ反対に位置している。

彼女が陽であれば俺は陰という言葉が綺麗に当てはまるだろう。

「気をつけ、礼、おはようございます」

「はい、おはようございます」

「着席」

おなじみの一連の流れを終えて着席。

先生が何かを話しているのをよそ目に俺はいつも通り外を眺める。

市街地にあるため別に景色がいいとかそんなことはないが特にすることがないのでただいつも外を見ていた。

だが、今日はいつも通りではなかった。

「おい、中山聞いてるのか?」

「えっ、なんですか?!」

慌てて返事をしたのがこの俺中山圭斗である。

いつも先生に呼ばれることなどないから急に呼ばれて驚いてしまった。

クラス中の視線が俺に集まっている気がしてなんだか小っ恥ずかしい。

「あのなぁお前ちゃんと話は聞いといた方がいいぞー」

「す、すいませんでした…」

なんだか周りでクスクス笑われているような気がする。あぁ恥ずかしい。穴があったら入りたい。

目立たずに生活することをモットーにしているからこそ余計にそう感じてしまうのかもしれない。

「それはそうとちょっと頼みたいことがあるから昼休みに職員室に来てくれないか?」

「分かりました」

先生との話も終わりまた外を見るのに戻る。

そして今日もこう思うのだ「早く1日が終わりますように」と。


キーンコーンカーンコーン。

4時間目を終えるチャイムが鳴り昼休みに突入した。

チャイムが鳴り終わると同時に走って教室を出て行き食堂へ向かう男子や弁当を持ち寄って机を合わせる女子などみんなが各々の昼食を始める。

そんな中でも俺はいつもイヤホンをつけてスマホをいじりながらパンを食べている。

今日もいつも通りパンをカバンから出したところで朝の出来事を思い出す。

職員室に行かなければならないんだった。

少しため息をついて立ち上がり教室を出ると多くの人が行き交っている。

廊下も狭いので人の間を縫うように廊下を進む。

一階に降りると階段のすぐ左隣に職員室の入り口がある。

階段を降りて左を向くと夢川さんが職員室に入っていくのが見えた。

夢川さんも誰かに呼ばれてるみたいだなぁ、と思いながら職員室のドアをノックして入る。

入ると右側の壁に職員の机の配置図が貼ってあるのでそれを見ながら担任の名前を探す。

いくら担任とはいえ職員室に行くことがほぼなかったから席の位置が分からなかったのだ。

「えーっと山岡山岡っと…あった」

担任の机の場所を見つけたので目をやってみると夢川さんが山岡と話しているのが見えた。

俺が呼ばれているはずなのに夢川さんも呼ばれているのか、と不思議に思いながらも山岡の机に向かうと夢川さんが俺に気づいたのか目があった。

その瞬間少し静止してしまった。

たった一瞬目が合っただけでその綺麗さにみとれてしまうそれほどまでに美人だった。

不思議そうに俺を見る夢川さんを見て山岡も俺に気付いたのか俺の方を向いて「おー来たかー」と手招きしたので足早に向かった。

到着したが夢川さんが離れないことを見るとおそらく同じ用件で呼ばれたのだろう。

「さぁて2人とも揃ったし本題に入ろうか」

「そうそうなんで呼ばれたんですか?」

「まぁ落ち着け中山。用件ってのはお前と夢川2人に頼みたいことがあるんだ」

「頼み…ですか?」

夢川さんは不思議そうに首を傾けている。

それもそのはず俺は夢川さんと喋ったこともほぼなく共通点もない。

なのに俺と2人での頼みとはなんなのかは俺も不思議に思った。

「頼みってのはなぁ…お前ら2人にとある部活に入ってもらいたいんだ」

「部活ですか?」

「そうだ」

「何のですか?」

「俺が顧問の部活だ」

イマイチ話が見えてこない。

この学校の部活と顧問の先生は確か広報誌に載っていたから目は通したはずだ。

だが山岡の顧問の部活はなかったはず。

どういうことだ。

「先生、先生の顧問の部活はなかったと思うのですが?」

横で夢川さんが不思議そうに尋ねている。

その質問に俺も首を縦に振って山岡を見る。

すると山岡は一枚の紙を突き出した。

「なんですかこれ?」

「いいから読んでみろ」

出されたプリントを受け取ると夢川さんもプリントを覗き込んできた。

距離が近づいたことで緊張感が高まり鼓動が早くなった。

なんだか変な汗まで出てきた気がするが冷静を装ってプリントの内容を確認する。

「えーと…ん?これってなんですか?」

プリントは10年前この学校で生徒に配られたものと思われるものだった。

「"写真部廃部のお知らせ"って何でそんなに前のプリントを出してきたんですか?」

写真部はこの学校に今はない。

しかし昔はあったというのは知っている。

よく町の小さな祭りとかで写真の展示をしていたのを見かけた覚えがある。

「俺はなこの学校出身で一応写真部に籍も置いていた。そして俺に良くしてくれた顧問の先生はとてもいい先生だった。当時から教師になりたかった俺は先生に憧れたんだ」

「はぁ」

「だが10年前、先生が病気で教師を辞めることになり写真部はもとから生徒が少なかったことも相まって廃部が決定したんだ。そこで俺は思ったわけだ、ここの教師になった写真部を復活させたいってな」

「なるほど…」

とは言うもののなぜ俺が呼ばれたのか分からない。

いや、内心何となく分かっている。

おそらくこの後に来る流れは…

「お前ら2人に…」

「写真部に入ってほしい…ですか?」

突如夢川さんが先生の話を遮るように口を開く。

夢川さんが言ったことは間違いなく俺が想像していたことだった。

「あぁそうだ。俺はお前たち2人に写真部に入ってもらいたいんだ」

「なぜですか?」

夢川さんは頭の上に?を浮かべたような顔で先生に疑問を呈した。

俺は再び首を縦に振って山岡を見る。

「まぁお前ら2人を選んだのは相性が良さそうだったからだな」

「相性ですか?」

「そう、相性だ」

正直俺には山岡が何を言いたいのかよく分からない。

俺と対極に位置し、学校の人気者である夢川さんと相性がいいなんてことはないだろう。

夢川さんの方をチラッと見ると彼女もまた不思議そうな表情をしている。

「俺は人間観察が趣味なんだ。だからこそ写真部にも籍を置いていた。自分のクラスを持って以来俺は生徒のことを観察して写真部に合いそうな奴を探してたんだ」

「それはいいとして…なんで僕と夢川さんなんですか?」

「俺が思うに…お前ら2人は本質が似ていると思うんだ」

「本質ですか?」

やはり分からない。

自分の本質というのも勿論分かっている訳ではないがそれ以上に夢川さんと本質が似ているという点が分からない。

「お前ら2人は多分本質的に人と馴れ合うことを好まない、いや苦手なんだと思う。違うか?」

「僕はまぁそうですけど夢川さんがそうとは僕思えないんですが…」

と言って夢川さんの方を見ると彼女は少し俯いていた。

「えっと、夢川さん?」

俺が声をかけるとハッとしたように顔を上げて山岡の方を見た。

「ど、どうしてそう思ったんですか」

「お前を見てたらすぐ分かったよ。人と話すときは明るく笑顔で誰にでも好意的で誰にでも等しく同じ距離を取っている。だが1人になったときいつも疲れたような顔をしているからな」

夢川さんは図星を突かれたかのように表情が少し暗くなっていった。

山岡もそれに気付いているらしく椅子に腰かけ直してまた話し始めた。

「俺はそこで思ったんだ。お前ら2人なら写真部ができるかもしれないってな」

「人付き合いが苦手だって分かっているのに何でですか?」

「それはなぁ…俺がそうだったからさ」

山岡の顔はあの頃を懐かしんでいるような、そんないつもとは違う穏やかな表情だった。

「俺も人付き合いは苦手だった。だが先生に誘われて写真部に入ってから全てが変わったんだ。俺はそれから学校生活が楽しくなった。今、楽しいと思えていないだろうお前たちだからこそ俺は同じように学校生活を楽しんでほしいんだよ」

俺は驚きを隠せなかった。

いつも怠そうな山岡が実はこんなにも生徒のことを考えているとは思いもしなかった。

隣の夢川さんも山岡の話をただ静かに聞いていた。

「まぁ特に活動してもらうこともない。ただ放課後写真部の部室にいてもらえればそれでいい。あとは文化祭が近くなれば写真を数枚撮ってくれればそれでオッケーだ」

「それって僕たち2人だけで変わるもんなんですか?」

「変わるさ」

山岡はニッと笑って言った。

「あの頃も部員は2人だったからな」


放課後。

みんながゾロゾロと教室から出て行くのと同時に俺もいつも通り教室の外に出た。

いつもならこの後は普通に帰るわけだが今日は山岡に呼ばれている。

昼休みのあの話の最後で「とりあえず放課後に別館の4階にある"空き教室3"まで来てくれ」と断る間もなく言われたので向かうしかない。

別館自体もともと人通りが少なく、ましてや放課後などほとんど人がおらず本館と違い物音が殆ど無かった。

別館は本館が建てられる前まで本館だったためかなり年季が入っている。

そのため階段を登るとギシギシと軋む音が響いている。

「えーと空き教室の3は…と」

4階を歩きながら扉の上についている教室の名前を見て行くと4階の突き当たりのすぐ手前に"空き教室3"の表示が見えた。

「ここかな」

ドアに手をかけて開けると小さな教室の中に座る夢川さんの姿があった。

座って本を読んでいるその姿はただ綺麗だった。

ドアの前で突っ立っている俺に気付いたのか夢川さんは本を閉じて俺の方を向いた。

「どうしてそこで立っているの?」

「あ、いや深い理由はないんだけど…」

「ならなんで入らないの?」

「いや、すぐ入るよ…」

「席は4列分しかないけど好きなところに座ればいいと思うわ」

「あ、ありがとう…」

夢川さんに促されるまま夢川さんの座る椅子から一つ開けて隣に座った。

「……」

「……」

お互い今まで話したことがないから無言の時間が続き非常に気まずい。

早く山岡に来てほしくて仕方がなかった。

それから約5分後「わりー遅れたわー」といいながら山岡が入ってきた。

「先生、なんでこんな辺鄙なところに呼び出したんですか?」

「んなもんここが写真部の部室だからだよ」

「まだ入るとは言ってないんですけど…」

「さぁ写真部について説明しようか」

山岡は俺の言ったことは聞いていないかのように写真部の説明を始めた。

「活動は昼休みに行った通り大した活動はない。ただ放課後ここにいて、イベントとかがある時に数枚撮ってくれればそれでオッケーだ」

「それって写真部としている意味ありますか?」

「あるさ、俺は先生に写真部を復活させるってあの時約束したんだ。だから意味はあるさ」

要するに先生が写真部を復活させたいから放課後献上してここに居ろっていう話のようだ。

「先生、納得できません」

夢川さんが手を上げた。

「私たちの貴重な時間を先生の個人的な事情で潰されるのは困るのですが」

「安心しろ、お前らが帰ったところで何もしてないことなんかお見通しだからな」

まぁ俺に関してはその通りだけどなぜそう言い切れるのだろうか。

「言ったろ、お前らは昔の俺とタイプが同じ。そう考えると放課後は特に何もしてないってのも安易に想像できる。俺が何もしてなかったからな」

「私は勉強をしなければならないのですが」

「んなもんここでやりゃあいいじゃないか」

夢川さんは少しでも抵抗しようとしているがあっさりと跳ね除けられてしまった。

なんだか悔しそうな顔をしている気がする。

「なぁ中山、お前は別にいいんだな?」

「え、僕ですか?」

まぁ帰ったからといって特にすることはない。だが学校にいるのも面倒臭い。

しかし帰ってゴロゴロするくらいであればここでただケータイをいじって過ごすのも変わらない。

ならば。

「まぁ僕はいいですけど…」

「よく言ってくれた!さぁ夢川あとはお前だけだぞ」

夢川さんは呆れたようにため息をついて答えた。

「分かりました。入ってあげます」

山岡は持っていた紙を黒板に貼って笑った。

「ようこそ、写真部へ」

こうして俺は高嶺の花と放課後を共に過ごすことになった。

「よろしくね、中山くん」

「あ、うん、よろしく」

山岡は腕を組んで誇らしげに首を振っている。うちの担任ってあんなに表情変わるのか。

と思っているうちにあることを思い出した。

「先生、今日親に早く帰って来いって言われてるんですけど帰っていいですか?」

そう言うと夢川さんも

「私も今日親に用事があると言われてまして」

と言い、2人して帰宅の要望を出すことになった。

「おいおい、いきなりだなぁ。ま、いいだろう今日は初日だしな。明日からはしっかり居てくれよ」

山岡に挨拶をして夢川さんと教室を出た。

「いきなりだったね」

「そうね。教室では席も隣だったしこれからは仲良くしましょう」

「そうだね」

と他愛無い話をしてる間に校門を出ていた。

「じゃあまた明日」

「ええ、また明日ね」

軽く手を振って笑顔を見せた夢川さんの姿にドキッとしながら俺も手を振った。

誰かに手を振るなんていつぶりだろうか。

夢川さんとは逆方向の道を歩きながら余韻に浸っていた。


「ただいまー」

家に帰ると母が何やら慌ただしそうに家を駆け回っていた。

「何やってんの?」

その声で俺に気付いた母が玄関にやってきた。

「あんた遅いわよ!早く部屋に置いてる服に着替えなさい!」

「今日って何があるの?」

「言ってなかったっけ?あんたの許嫁と初めて対面するのよ」

「は?」

訳もわからぬまま着替えさせられてあれよあれよと言う間に車に乗っていた。

父親が運転しているわけだがいつの間に帰ってきていたのか、それすらも気付かなかった。

頭の中は何が起こっているか分からずただ困惑していることしかできなかった。

次に気付くとなんだか高そうなレストランの机に座っていた。

親が両隣に座っていて真ん中が俺。

親の顔を見ると親も緊張している様子だった。

「えーっと何で俺はここに?」

「あんたには言ってなかったかもしれないけどあんたには許嫁がいるのよ」

改めて聞いても本当に訳が分からない。

うちの親は何を言っているんだ。

「圭斗、お前じいちゃんのことは覚えてるか?」

父がいきなり聞いてきた。

なぜここでじいちゃんの話が出てきたんだろう。

「ん、まぁうっすらとは」

「じいちゃんは親友と孫が出来たらお互いの孫を許嫁にしようって勝手に決めてたらしくてな…。お前の17歳の誕生日である今日対面させることになってたんだ」

おい、じいちゃんよ。

俺が5歳の頃とかに亡くなったと思ったらとんでもないこと約束してたんだな。

そんな勝手に決められるのも非常に困りものである。

というか自分のことではあるけれど今日が誕生日だってことすっかり忘れてたよ。

今日色んなことが起こりすぎてもう訳がわからない。

頭の中が混乱でグルグル回っていると父に「来たぞ」と耳打ちをされた。

下を向いている顔を上げないうちに「初めまして」と渋い男の人の声が聞こえてきた。

そーっと顔を上げて真ん中にいる女の子の顔を見てただ俺は驚くことしか出来なかった。

「初めまして、夢川瑞希です」

夢川さんもお辞儀した顔を上げて俺のことに初めて気付いたようで驚いた顔をしていた。

そして何が起きているのか分からないまま、時間はただ流れていった。


翌日。

昨日何があったか分からないまま迎えた土曜日。

「中山くん!」という女の人の呼ぶ声で目が覚めた。

声の雰囲気もなんだか切羽詰まった感じだったような…。

なんにしろ土曜日の朝なのになんだか寝覚めがよろしくない。

俺にしては珍しいことだ。

とりあえず牛乳を飲もうと一階に降りると料理をする音が聞こえる。

うちの親が朝から料理なんて珍しいなぁと思いながらキッチンに入ると「おはよう」の声が聞こえたので「おはよー」と返す…そこでいつもと声が違うことに気付き一気に目が覚める。

バッと音の方に目を向けるとそこに立っていたのは親なんかではない。

そう、夢川瑞希がそこに立っていたのだ。

「寝癖すごいよ、直してきたら?」

と微笑む夢川さんを見て俺は心の中で叫んだ。

「何が起きてるんだああああああ!!」






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