ワ行

〇アイテム名：『聖なる光の杖』（ワンド・オブ・ホーリー・ライト）【Wand of Holy Light】

〇概要

　装備すると聖属性魔法と光属性魔法が使えるようになる魔法の杖。

〇諸元

全長：16レアルインチ（40.6㎝）

　　〔柄の部分のみだと12レアルインチ（30.5㎝）〕

太さ：12.7～38.1㎜（下の方が細く、上の方に行くにつれて太くなる）

重量：1.36㎏

外見：30㎝ほどの柄の頭に10㎝ほどになる白銀の装飾が取り付けられている。柄の上端と下端には金の円環が巻かれている。

〇効果

・装備中、聖属性の全魔法が使用可能になる。

・装備中、光属性の全魔法が使用可能になる。

・装備中、聖属性魔法の効果が増大する。

・装備中、光属性魔法の効果が増大する。

・闇属性、死属性に対して特効。

〇備考

　リュウイチがルクレティアに贈り装備させたアイテムの一つ。

　装備することで聖属性・光属性魔法が使用可能になるが、杖の力で魔法を使おうとすると杖が魔法発動に必要な魔力を強制的に装備者から奪う。魔導具無しで魔法を使おうとした際、術者の魔力が不足していたら本能的に魔力の放出量が抑えられ、魔法が不発になる代わりに魔力枯渇が防がれるのだが、魔導具を使用すると術者の魔力残量に関わらず強制的に魔力を絞り出されるため、魔力不足の状態で使用すると魔力枯渇で死に至る危険性がある。なお、装備者が保有する魔力の全てを投じても魔法発動の必要量に達しない場合、魔法発動のコマンドそのものがキャンセルされる。

　ルクレティアの場合、『魔力共有の指輪』（リング・オブ・マナ・シェアリング）の効果によって消費した魔力は即座に補充されるため魔力枯渇になることは無いが、それでも体内に保有する魔力量では発動に足らないような大魔法は魔法のコマンド自体がキャンセルされてしまうため使えない。