第69話 家族が増えるよ!

 大介が高校時代に住んでいた、母の実家は現在、伯父一家が祖母と共に住んでいる。

 そして母の再婚先は、大介が訪れれるのは敷居が高い。

 自分のやっていることは、世間一般では責められることである。

 身近な人間には、これが一番幸福な形なのだと、出来れば理解してほしいものだが。

 ただ元々話の分かる義姉に加え、前は潔癖症気味だった義妹も、最近はやや当たりが柔らかくなってきた。

 やはり子供を持つと違うというものか。

 あるいは単純に大介が、とんでもなく金持ちになっているので、仲良くしたほうが得だとでも思ったのかもしれない。


 だがやはり、リラックス出来るのは直史の家であったりする。

 田舎らしく正月の準備は、力仕事以外は女衆が中心。

 大介などは体が小さくてもパワーはあるので、色々と便利使いされている。

「あ~、俺もうここの子になる~」

 盆正月だけではなく、普段からここに住むとなると、それなりに不自由なこともあるのであるが。

 ただ大介の実家の方も、そこそこ田舎ではあった。


 なおこの大介の言葉は、ある程度現実化する。

 だがそれはまだまだ先の話であり、とりあえず今は関係のないことだ。

 今の大介にとって重要なのは、私生活では桜の双子妊娠。

 そして仕事では来期のチームの展望である。


 桜の妊娠はごく普通に、家族からは祝福された。

 金持ちはどんどん子供を産んで、どんどん増殖していってもらわないといけない。

 育てられるならどんどんと子供は産めというのが、この辺りの価値観である。

 しかし双子と聞いて、ツインズの両親は少し遠い目をした。

 まさか桜と椿のような、問題を起こして自分で解決するような、危険な双子が生まれるのではないかと。

 幸いにも、この二人ほどに凶悪な双子は生まれないのだが。


 大介は日本からも、MLBの話をそこそこ調べている。

 来季のことを考えるに、メトロズはピッチャーの補強は重要なことだ。

 あっさりと武史はメトロズとの契約を決めたが、セイバーが一緒にいたのでそこは苦労はなかったらしい。

 それからNBAを一試合見て、今は東京の恵美理の家にいる。

 あちらは一人娘なので、直史一家と大介一家がいる実家は、かなりドタバタしていることを承知しているらしい。

 さすがに年末年始には、こちらに帰ってくるだろうが。


 そしてメトロズのもう一つの大きな動きは、キャッチャー坂本の獲得である。

 これはまだ動いているという段階であるが、坂本が打線に加わるとなると、かなり強力になるだろう。

 はっきり言って直史対策のためだけにも、獲得してほしい人材だ。

 しかし、するとワールドシリーズまで勝ちすすまなければ、その存在の価値も半減するのか。

 元々メトロズは正捕手の衰えが見えてきていたので、その点では問題ないのだが。




 大介に関連することで、メトロズのみならずMLB全体において、一つの議論が起こっている。

 全てのピッチャーとバッターに関係してくることであるが、発端は間違いなく大介だ。

 フォアボール問題である。

 昨年の大介のシーズン中に得たフォアボールは311個で、敬遠は191回。

 フォアボールが一つもなかった試合は、ポストシーズンにおいて直史が投げた三試合だけであった。

 それはむしろ直史の異常さを再認識させるものであったが。

 なおレギュラーシーズン中というか、ポストシーズンを合わせても、フォアボールのなかった試合は直史の投げた三試合のみ。

 これによって大介は、レギュラーシーズン全試合出塁という、地味に見えて明らかに頭のおかしな記録を作っている。

 打点のつかなかった試合はそこそこあるが、逆にホームを一度も踏まなかった試合は一度しかない。

 シーズンの中盤からはもう、大介と勝負しないチームとピッチャーには、ひどいブーイングが飛んでいたものだ。


 他のバッターへのフォアボールは、多くても100前後。

 大介への警戒感だけが、明らかにおかしくなっている。

 もっともこれだけ勝負を避けられても、打率で四割、ホームランを80本打たれていては、それは勝負したがらないだろう。

 ただあまりにもフォアボールが多いので、どうにか出来ないだろうか。

 このままではランナーがいてもいなくても、あらゆる状況で大介を敬遠するのが、ピッチャーにとっては当たり前のようになっている。

 そのうち打席の半分以上を、フォアボールで歩かされるかもしれない。

 そうなってしまえば復権しているMLB人気に、明らかな水を差すことになるだろう。


 つまりここで話し合われるのは、フォアボールのルールの変更。

 ただでさえピッチャーは、三割程度しかバッターに打たれない。

 それが敬遠も出来るというのが、あまりにもピッチャーに有利すぎる。

 実際のところは大介を出塁させても、ホームに帰さなければいい。

 直史のやったことである。


 しかしどうルールを変更するべきか。

 そもそも変更すべきなのか、変更するとしても今なのか。

 ワールドシリーズの直史の健闘が、大介を抑えることは不可能ではないと示している。

 実際に他のピッチャーにも、大介と対決してまだ打たれていないピッチャーもいるのだ。

 だから問題は大介個人ではなく、バッターに対する敬遠のペナルティを強くするべきではないか。

「一試合あたりにチームの使える申告敬遠の数を制限したらどうだろう」

 こんな意見が出たが、反応は微妙である。


 申告敬遠が誕生した経緯としては、一つには球数制限のこともある。

 だがより大きな理由は、試合展開がスムーズになることを求めてのものだ。

 バッターが打てないコースに、ボール球を四つも投げる。

 見ている方としてもストレスが溜まるし、時間も長くなってしまう。

 ただ実際に申告敬遠による時間短縮は、導入してみれば誤差程度と分かってしまった。


 申告敬遠の回数を制限すれば、敬遠の回数が減るのだろうか?

 そうはならないだろうと思うが、それは敬遠を合理的に考えればの話。

 ベンチが一方的に申告敬遠をするのと、実際にピッチャーが投げて敬遠をすること。 

 そこには確かな差があるのではないか。

 また外れたボールを投げるというのは、申告敬遠よりはリスクがある。

 さっさと申告敬遠で歩かされるのと、いちいち四球ボール球を投げること。

 暴投もあるだろうし、ピッチャーも緊張感が切れるかもしれない。

 

 もしこれがルール化されるとしたら、それはほとんど大介一人のためのものだ。

 たった一人の選手のために、ルールを変える必要があるのか?

 まあ少し前にも日本人選手一人のために、ルールを変えた歴史はあるが。

 ちなみに投打の投げるほう、直史の記録については、問題視されなかった。

 と言うよりは審判が匙加減をどうにかしようにも、直史はその審判の決めた範囲に投げてくる。

 昨今ではゾーン表示により、明らかにボール球であれば、視聴者にははっきりと判定ミスが分かる。

 だから直史を制限するのは、またルールを変更する必要がある。


 ピッチャー全体の制限をするなら、他のピッチャーも成績を落とすことになる。

 変化球の制限か、あるいはストライク判定の仕方を変えるべきか。

 しかしそれも、直史以外にも影響は大きい。


 とりあえず何らかの声明を出した上で、来年の大介の成績を見て、改めて決めよう。

 結論としてはそういうことになった。

 もしも大介が、直史まで普通に打てるようになれば、完全にMLBのピッチャーは崩壊すると言ってもいい。

 大介との勝負が安易に避けられないよう、MLBはエースと強打者との対決を望む。

 なぜならそれが、MLBを盛り上げて、利益につながると信じているからだ。

 これは拝金主義者の思考かもしれないが、変な伝統で何も変えられない、NPBよりはまだ健全である。

 市場の求めるものを、彼らは提供しようとしているのだから。




 年末になると直史と大介は、日本にいなかったことによる不義理を埋めるため、忘年会などに出かけていく。

 それに対して女性陣も、集まりなどはある。

 白富東の野球部関係のOB会であると、瑞希やツインズなども関係者である。

 だがそれとは別に、ツインズや恵美理が呼ばれるのは、聖ミカエルの女子野球部の集まりであったりする。

 明日美が流行に乗って作ったこのチームは、今はもう存在しない。

 だが全国制覇の記録と、その後の部員たちの人生は、普通に続いている。

 集合場所は、恵美理の実家。

 ようするに大邸宅にて、女子たちが集まっているわけだ。

 この日ばかりは武史も、外出して友人たちと会ったりする。


 だいたいこの年齢の女性が集まると、子供の話題、結婚の話題、妊娠の話題となる。

「私はどちらかというと部外者のような……」

「映画の原作者が何を」

 明日美たちの活躍を描いたほぼノンフィクション映画は、数年前に公開されている。

 瑞希は本業は弁護士のはずなのだが、なぜか執筆業をすることが多い。

 そして今も公開していないものには、普通に売れそうな文章がある。

 

 現時点では明日美の、四人の子供を産んだというのがトップである。

 上杉と明日美の間に生まれた男の子は、武史と恵美理の間に生まれた男の子と年齢が同じだ。

 そして次の年になると、真琴、昇馬、それに明日美の次男、星と瑠璃の長女が同じ年に生まれている。

 それにしても明日美は、二年連続で男の子を産んでから、二年明けてまた連続で女の子を産んでいる。

 四人も出産していて、体型が崩れていないというのがすごい。

「そうかな~?」

 などと言っているがおそらく、普通にまだ運動能力は優れている。

 だいたいは子供を産めば、母体に与える影響と言うのは、とんでもなく大きなものになるはずなのだが。

「やっと親子六人で暮らせるから嬉しいかな」

 上杉がアメリカにいる間、上の二人の男の子は、上杉の実家で預かっていてもらったのだ。

 今はもう横浜で、新たな生活を送っている。

 

 だいたいこういう集まりでは、夫によるマウントか、子供によるマウントを取り合うことが、多いのが女社会である。

 だが今日集まった者は、明日美の影響に染められた者だ。

 ツインズにとってさえ、明日美の影響力はイリヤと同じぐらい、他人の人格を変化させるものである。

 彼女は人間の善性の塊というものではないが、良心の欠片もあれば、浄化されてしまうことが多い。


 ちなみにこういった集まりの中で、ほぼ同世代で一番子供の年齢が上なのは、樋口家の長女である。

 その次が明日美と恵美理の子供になる。

 他の組み合わせはそれより、少しずつ下になる。

 しかしこの集まりの中でも、星を尻に敷いている瑠璃は、自分の興味のままに問いを発した。

「あんたらイリヤの娘育ててるそうやけど、父親はほんまに分かってへんの?」

 色々なマスコミが騒ぎそうになって、それを沈静化させたのは、やはりマスコミの力であった。

 白石家が年末年始以外、アメリカにいるということも、話題にならない理由である。

 アメリカで子供の親の情報を無理やり知ろうなどとしたら、恐ろしいバッシングを浴びる。


 ツインズとしてはもちろん、それは知っている。

 大介も承知の上で、伊里野を自分の子供としているのだ。

「父親は遺伝子提供しただけだからね」

「子供が大きくなって気になったら教えるけど」

「ふーん」

 それだけで瑠璃は、もうその件にはつっこまなくなった。

 関西出身である彼女だが、プライバシーにはあまり踏み込もうとはしない。

 気に入った人間に対しては、かなりプライベートゾーンまで踏み込んでくるのだが。


 伊里野が大きくなり、もしも音楽に興味を示したら、恵美理に教育を頼むようにというのが、イリヤの遺言であった。

 その恵美理が来年からは、同じニューヨークに来るというのは、やはり運命の縁があるということなのかもしれない。

「芸術的才能って、あんまり遺伝しない気がするけど」

「でも恵美理ちゃん、お父さんも音楽家でしょ?」

「う~ん……才能にも程度問題があるから」

 恵美理としてもそのあたりは、微妙な感じなのである。


 音楽家の一族というのが存在するのは、幼少期からそういう環境にあって、スタート時点で既に先を行っているからだ、ということもある。

 また感受性の豊かな時期に、そういった才能を伸ばすということもある。

 だが音楽や絵画などは、普通の人間どころか恵まれない環境から、突然に現れることもある。

 逆の意味で、環境が人を育てることはあるのだ。


 このあたり佐藤家の人間には、分からないでもない。

 直史は兄妹の中で、一番身体能力の突出度が低い。

 だが実際に一番優れているとされるのは、直史である。

 彼のピッチングは芸術的で、そのスタイルの独自性は、他にはないものだ。


 芸術がその、個人の資質から表現されるものだとすれば、直史は芸術家だ。

 恵美理は自分の力は、どちらかというと誰かをサポートしたり、ある程度のレベルに引き上げるのに向いていると思う。

 イリヤと幼少期に出会って自分の限界を知らなかったとしても、おそらく世界的な演奏者のレベルには届かなかった。

 もちろんそれは、本当にやってみないと分からないものではあるが。




 割と早めに悪阻が治まった桜は、この日もばくばくと食事をしていた。

 車の運転のために、瑞希も酒を飲まない。

 なんなら泊まっていってもいいし、運転を誰かに任せてもいいとは言われているのだが。

 瑞希にとって恵美理は、義理の妹になる。

 なので親戚の家に泊まるのは、別におかしな話ではない。


 子供の話がなくなれば、アメリカ暮らしなどについて、尋ねられるのがアメリカ渡航組だ。

 しかしアメリカといっても、ニューヨークとアナハイムは全く違う。

 それこそニューヨークは、イリヤの殺された街である。

 だがそんな善悪の全てを包み込んで、ニューヨークという街はあるのだ。


 ちょっとした雑学だが、アメリカは州によって法律が違うので、弁護士の資格はその州でしか使えない。

 だがニューヨークの弁護士資格だけは、アメリカ全土で使えたりする。

 さすがに瑞希も、また改めでアメリカの弁護士資格まで取得するつもりはない。

 弁護士をやっていないならやっていないで、彼女には他にやるべきことがある。

 育児もその一つであるが、それ以上に執筆活動に追われる。

 このあたり瑞希は直史と話しているが、育児は本当に難しい。


 単純に世話を焼くというのも、それはそれで難しい。

 走ることを覚えた真琴は、目を離すと何をしでかすか分からない。

 ちなみにアメリカでは、三歳児から目を離すと、だいたいの場合は罰則があったりする。

 そして明史は、まだ乳児だ。

 こちらの方はシッターを雇って、ある程度の楽はしている。


 子供というのは親の育てたいように育つものではない。

 だが良くも悪くも、親の影響を受けるものである。

 将来に後悔しないためにも、育児は積極的に自分で行うべきだ。

 しかし金銭によって、より良い環境を整えられるなら、執筆活動に重点を置くべきか。


 ただこの点については、直史からの強い説得があった。

 現在の佐藤家は、直史が拘束力の高い仕事に就いている。

 対して瑞希の仕事は、ある程度の自由がある。

 極端に言ってしまえば、やらなくても瑞希や直史は困らない仕事だ。

 それでいて需要はある仕事なのだ。

 生活の面で充分な収入があるなら、今のうちは育児に重点を置くべきであろう。


 直史も瑞希も、家族の愛情をかけて育てられたという意識はある。

 直史の場合は長男で、両親よりも祖父母との関わりが多かったが。

 瑞希は小学生ぐらいまでは母は家にいることが多く、高校に入ってようやくフルタイムで働くのに戻った。

 おかげで家に連れ込むのは楽だったが、今から思えばあの頃既に、絶対に気づかれていたなと分かる。


 結局また、育児は大変という話に戻って、延々と話は続く。

 そして結局恵美理の家に、厄介になる佐藤家白石家の三人であった。




 直史に比べて大介がマスコミに接触することが多いのは、何も大介が無用心なわけではない。

 単純にマスコミにぶつけるには、マスコミを使ったほうがいいと考えているからだ。

 年末の特番に、大介は色々と出演する。

 基本的に直史と違って、練習やトレーニング以外は、暇なのが大介なのだ。

 練習やトレーニングをしているなら、それは暇ではないだろうという気もするが。


 日本においてというか現代社会において、力とは色々な意味がある。

 暴力、腕力、学力、財力。

 おおよそ財力が重視されるが、それよりもさらに大きいのが、発言力であるとセイバーなどは言う。

 他人に影響を与えるインフルエンサーの言葉で、ある程度の企業イメージを大きく落とすことは可能である。

 そしてこの発言力は、だいたい人気に直結する。


 大介の場合はツインズというブレーンがいるため、自分の立ち居地については意識している。

 これは別にマスコミ対策というだけではなく、人の親として子供に与える影響を考えた上で、充分に自分を把握しておくのが必要だからだ。

 人が大人になるのは、年齢を重ねた時ではない。

 大人にならなければいけない必要性に駆られた時。

 あるいは大人を演じなければいけないと、そういう立場になった時だ。

 これはやはり、子供に対する影響を考えた時となる。


 大介としては自分の息子も娘も、どちらもひどく可愛い。

 ただ可愛がればそれでいいというものでもないという、ジレンマも感じている。

 ツインズは二人とも、どちらかというと厳しさをもって子供を育てるつもりであるらしい。

 大介に言わせればそれは、単に現実主義なだけであるが。

 子供の頃から既に、自立した心を持ってほしい。

 それが生きていくためには必要なものだ。

 白石家ではサンタは来ない。サンタの代わりにお父さんがプレゼントをくれる。

 ちなみにアメリカでは、宗教にもよるがサンタを否定しクリスマスを祝わないのは、児童虐待になるらしい。

 なんとも不自然で歪な、アメリカらしい価値観だ。

 なのでというわけでもないが、白石家は年末は、ちゃんと日本に戻ってくる。

 クリスマスはともかくハロウィンなどは、昔はなかった行事であるらしい。

 ただ企業戦略もあるのだろうが、基本的に日本人は、祭りが増えるのは好む民族だ。


 なお物心がつきだした昇馬の今年の欲しがったものは、弟である。

 それはさすがにすぐには手に入らないなと、夫婦三人で顔を見合わせたものだ。

 桜の体内の双子はこれより少し後、女の子であると判明する。

 よしあと一人は頑張るか、と夫婦は思ったものだが、この年末年始に日本に帰ってきた昇馬は、親戚のたくさんの従兄弟たちで、その成分は満足してしまったらしい。

 子供というのは本当に、気まぐれなものである。


 やがて佐藤四兄妹とその配偶者が集まって、年末を迎える。

 親戚も来たりするので、その騒々しさといったらない。

「なあナオ、どうせなら母屋の方、リフォームした方がよくないか? 俺もたびたび使わせてもらってるし」

「そうだな。収入があるうちにやっておく方がいいか」

 そんな会話もされて、佐藤家の大晦日が始まるのであった。

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