子供の頃

Uどん

ヒーロー

 私は、子供の頃ずっとヒーローで思っていたことがありました。


 ウルトラマンが地球で変身して、巨大化している時の足元が気になってました。

 歩けば、地球を破壊しますよね。

 吹っ飛ばされても、地球を破壊しますよね。

 怪獣を投げ飛ばしても、地球を破壊しますよね。

 怪獣を倒して爆発させても、地球を破壊しますよね。

 【いやこれ、ウルトラマンの方が破壊してんじゃないの!?】

 とこんな感じで勝手に自分の中で、怪獣と互角に破壊していると思ってました。

 この怪獣倒された後どうなるの?ビルどうすんだろ?今の山どうなるんだろ?

 余計なことばかりを考えるクソガキでした。

 

 こんなクソガキも大人になり、また見てみたいと思い。

 ウルトラマンを見ようかと思いましたら、新しいのはやっていない。

 寂しいですよね。

 かつては再放送でもやっていたのに、現在では見ることができない。

 ネットでは見ることができるんでしょうが、TVではなかなかやってません。

 誰でも簡単に見ることができたあの時代が、珍しくなったのだと。

 ああ。なるほど。

 ウルトラマンたちは、少年少女たちの心を守っていたのだと思いました。

 

 定番があるというのは、いいことだと思います。

 たとえウルトラマンが破壊しているとしても、いやこれは余計ですね。

 TVでずっと同じ展開を繰り広げるであろうウルトラマンはマンネリでつまらないとの批判も来ると思います。

 でもそれでもずっと同じことをする大切さを忘れないでほしい。

 ヒーローはずっと同じことをして、大切なものを守っているのだと思います。

 

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子供の頃 Uどん @udonmn

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