ウサギシジミ4への応援コメント
巨大生物を想像する上で酸素濃度は重要な課題ですよね。
しばしばファンタジー小説には巨大な昆虫がエネミーとして登場しますが、人間が生存できる程度の酸素濃度で、どうして巨大になったのか説明できる作品は意外と少ないのでは。
かく言う私もなかなか良いアイデアが生まれず、自作では巨大昆虫を描けずにいましたが、なるほど。これは実にシンプルな回答。そして脱皮に伴う事故死というデメリットが実にありえそうです。ネアンデルタール人の方が脳や体が大きくて優秀だったけど、その代わりに難産が多く、最終的に個体数で勝るホモ・サピエンスに生存競争に負けたみたいな話をどこかで聞きかじりましたが、これは勉強になりました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
本作生物は私の妄想の産物ですが、可能な限り実際にいそうな生物というのがコンセプトにあります。なので読んでいて納得出来るものになっていたなら、私としても嬉しいです。
節足動物系の大型化は真面目に考えると割と難問ですよね。地球の生物じゃないなら血管と肺があっても良いかもですが、それは果たして昆虫なのか……(謎の拘り)
デメリット部分が実は個人的にかなり拘りだったりします。どんなに凄い生物でも、それ故の弱点がある。現実の生物のように、みんな一生懸命生きているところが書きたかったのです。
別れへの応援コメント
とても面白い観察記でした。
彼岸花様の架空生物シミュレーションには相変わらず脱帽しっぱなしです。とても勉強になりました。
地球が滅びても別の星に行けば何とかなるというのは都合のいい話で、命の系譜は続いていっても、人が人のまま生きていくには、いま直面している問題から目を背けず、地球と手を取り合っていくことしかないのでしょうね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
楽しんでもらえて良かったです。自分の妄想を好きなように盛り込んだ作品ではありますが、何かの刺激になれたのなら私としても嬉しく思います。
結局、ヒトというのは地球の『この』環境で生まれた生き物。その前提を忘れたらヒトのままではいられませんし、そもそもヒトの存続すら維持出来ない。変わりたくないなら、まずは変わらない、変わらなくて良いための努力が必要です。
……よりにもよって自分達が積極的に今の環境を変えてますからねぇ、この自称知的生命体。自分達が起こした問題を直視し、真面目に対応するのは何時の日になるか。
それが『変わった後』や『終わった後』にならない事を、私個人としては願っております。