私の幸福論
卯鷺ゆりかご
30歳の私から
私の人生を今ここで振り返ろうと思う。
明日30歳という節目を迎えるというこの時に。
私は別に誰かに虐待されていた訳でもない。
天涯孤独の身だった訳でもない。
両親が幼い頃に他界した訳でもない。
何ら変わりない、よくある家庭。
普通の家庭。平凡な家庭。
私が歪み始めたのはいつからだろうか。
もう思い出せない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます