20. 家畜

 現実世界で、家畜として飼われている動物について記載する。


◆牛

 牛肉美味しいです。牛は牧草ばかり食べる。

 乳は現代ではよく加工して牛乳として利用される。

 宗教の関係で、食べない国・地域もあり。

 豚肉と違い、神聖な生き物とされることがある。

 革が固く、よく加工して利用される。

 農作業や牛車の動力としても使われる。

 メスの牛はcow、オスの牛はbullで去勢されるとox、牛肉はbeef、家畜としてはcattle。


◆水牛

 水辺を好む元は熱帯地方などに生息する牛の仲間。

 普通の牛は熱いのが苦手である。

 牛と水牛は交配できない。


◆ヤク

 インド北部やチベットなどで飼われている毛の長い牛の仲間。


◆豚

 人間が食べるものならほぼなんでも食べる。

 やはり宗教の関係で、食べない国・地域もあり。

 けがれているため、食べないとされる。

 生肉などは感染症の可能性が他の肉より高い。


◆鶏

 美味しいです。唐揚げとか好きです。

 宗教上の理由で食べないとは、あまり聞きかない。

 また、卵をよく産むので、重宝される。


◆羊

 肉は日本ではあまり食べないが、世界ではかなり消費されている。

 毛はウールとして利用され、革は牛革より柔らかくて、やはり利用される。

 角がぐるぐるしている。


◆山羊

 ヤギ肉は羊肉とあまり区別されずに食されているらしい。

 また、羊よりも山羊のミルクはよく利用されている。

 良く紙を食べる。

 黒目が横長の印象だが、実は牛、羊もほぼ同じだ。

 毛はカシミアが有名。

 乾燥地帯や山岳地帯でも飼育できる。


◆馬

 現代日本では、結構食べられる。

 国、地域によっては馬肉は禁忌とされる。

 騎士が乗るのに使う。足が速い。

 農耕、馬車や騎乗して利用するので、大切にされる傾向にあると思う。

 競馬などで使うサラブレッド種が有名。


◆ポニー

 小さい馬の総称。147センチ以下をポニーと呼ぶ。


◆ロバ

 小さめの馬系の動物。

 足は馬より遅いが、荷物を多く運べる。

 耳がウサギ風に立っている。馬より粗食に耐え、寒さ、暑さにも強い。


◆ラバ(騾馬)

 雄ロバと雌ウマのハイブリッドで子孫をほぼ残せない。

 ロバより体が大きく、馬とロバの中間的特徴を持つ。

 支配者の乗り物だったり聖書に登場するなど意外と活躍する。

 より荷運びなどに適している。

 中世ヨーロッパから第二次大戦以前のアメリカの農場まで多く利用された。


◆ケッテイ(駃騠/Hinny)

 ラバの逆。雄ウマと雌ロバのハイブリッド。

 ラバよりやや小型。やはり子孫はほぼ残せない。

 体長は雌ロバに依存していて、遺伝的にはラバと同じらしい。


◆ウサギ

 ペットという側面が強い。

 イギリスなどではウサギ料理も結構食べられる。


◆ラクダ

 ラクダにはヒトコブラクダとフタコブラクダがいる。

 乾燥に強く、砂漠地帯で主に飼われている。


◆アルパカ、ビクーニャ、リャマ

 アメリカ大陸に生息するラクダ系の動物。首が長い。

 ラクダより毛が長い。毛刈りをして衣類の繊維とする。

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