2 体育館裏
ううう……。
ついにこの時が来てしまった。
足積さんを前に、俺の顔が真っ赤に染まっていくのが分かる。
「…どう、した?」
足積さんから声をかけられてしまった。
「ふぅ……」
大きく大きく深呼吸。
「あの、俺、足積さんのことが…」
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