「高山放火兄弟」
俺たちは横開きの倉庫の前で
俺は
『んじゃ行って来るからよ、
龍善マジで無理すんなよ』
龍善は
『ああ、任せろ』と
タバコの煙に包まれながら言った
俺は勢いよく、倉庫の扉を
横へ"ガーーーッ"と開け
20人位の歳は16〜20過ぎ
くらいだろうか、きたねー
倉庫の中に座っているヤツらに
俺が
『おい、テメー等、俺は徹さん
の後輩だ、死にたくなけりゃ
土下座しろ!!』
鬼貴族が
『おい、なんだ小僧共、勝手に
入って来やがって俺たちのジャマだ』
俺が
『とりあえずプー太郎軍団よー、
頭の名前なんだよ、俺は一条だ』
真人が『陸!!』と叫んだ
倉庫の端にいた2人が
後ろから殴りかかっていた
俺は裏拳で1人突き放し、後ろを向き
顔面にパンチを入れ、顎に速く掌底を入れた
とりあえず距離を取って
まずは数を削る事を頭に入れていた
俺は
『おい、お前等2人早くかかって来い』
向かってきて、パンチを入れて来たのを
カウンターで顎を打ち抜き
もう1人も
首をロックし投げた後蹴り上げた
そのままガムテープで巻き上げた
俺は
『よし、とりあえず2人、
お前等の頭は誰だ?全員同じ責任か?』
一馬が
『あと18人とりあえず10人まで削るか』
真人も
『ああ、こんなゴキブリに負けねー』
相手の集金元のヤツだろうか
封筒をカバンに入れた
偉そうな目立つヤツラがいる
金髪のデカいリーゼントパーマに
190以上ある身長ジャージ上下にサンダル
と
似た顔をしているが、角刈り
190近い身長、ジャージ上下にスニーカー
130キロ以上はある巨漢が隣にいる
金髪が
『ゴキブリは言ってくれんな、
まあ否定しねーけど、最後に勝つぞ』
一馬が
『ゴキブリ、お前名前は?デブと兄弟か?』
デブはフーッフーッと興奮し出した
『俺が高山真一、コイツは男の真二だ、
デブは禁句だ暴れ出すぞ、いいのか?』
真人が
『高山⁉︎出て来てたのか⁉︎
恐喝、放火、強盗で捕まって
何年か年少に入ってた』
俺も
『ああ、あの高山兄弟か、あの事件で
新聞にも載ったイカれ兄弟な』
一馬が
『ただ犯罪犯して捕まったってよー、
忍さんと徹さんに勝てなかっただろ』
高山兄が
『上等だなー、テメー等絶対逃がさねーぞー』
俺は
『おー、テメー等逃げねーなら助かるわ』
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