俺の好きな幼馴染みはレズ

作家目指すもの

第1話

俺は向井徹だ。モデルをやっているちょっと特異な高校生だ。ちょくちょく告白されるくらいのレベルの。イケメンって言ったてジャニーズには敵わないが。まぁちょっとしたイケメンってレベルだな。


そんな俺には好きな人がいる。幼馴染みの香織だ。みんなに気がねなく接している美少女だ。そして二大美少女の一人で、学校内屈指の清純で清楚だと思われている。そして、ちょっとオタクでちょっと天然なところがある。これが周りからの学校内の生徒からの評価だ。


だが実際はそれとは似つかわしくないほどの変態なのだ。あ、瑞己かやってきた。俺の言ったことが分かるだろう。


「ぐへへ瑞己ちゃん私といいことしない?」


およそ女子がしてはいけない顔をして、瑞己の背後に回った。相変わらず早いな。そして胸を揉み始めた。瑞己は巨乳だから揉むと形がはっきりと分かる。思わずガン見してしまう。仕方ないよね男の子だもん。


「やめてください香織先輩。徹先輩が見てるので。ちょっ胸に手をいれないでください!」


「なにをーこの体は私のものだぞー!」


「いや私のものですから。いやそこはダメですって。あっ」


なんか喘ぎ声まで聞こえてきたぞ。ほほを赤くしてエロいな。だがこれ以上はまずい。俺は香織を羽尾い絞めにした。バタバタ暴れているから女子特有の柔らかさと匂いで頭がくらくらする。だが理性で押さえ込んでいた。


「それ以上はやりすぎだ。いくらこの校舎は人が来ないといっても全く来ない訳じゃないんだからな。大切な瑞己のあらわれもない姿を見せていいのか?」


「それはダメだー!この体を見せるのは私と徹だけなんだからね」


なんで自分のものだと思っているんだよ。好きなものに関しては本性をさらけ出す癖が香織にはある。まぁ信用してる人にしか出さんが。信用されるのはいいんだがこんなに変態なところを見たくはなかったよ。どこでこんなになったんだが。


「ハァハァ。あ、あのー徹先輩一緒に帰りませんか?」


「なにをー!私をおいて抜け駆けするつもりか徹!」


「まだなにも言ってねーだろうが。香織が一緒ならいいぞ」


よく隠せるよなこの本性。周りが知ったらショックで気絶するレベルの変態だぞ。香織には二代天使と呼ばれるだけあってファンクラブも存在する。実は俺もそこに入っているんだが、誰一人香織のこの姿を知らないんだよなぁー。今までいろんな女子を好きになって付き合ったこともあるが大体変態過ぎて別れているんだよ。それでもすぐに違う女子を好きになるから恋多き女なんだよね。


「揉んでこなければ大丈夫ですよ」


「そこは俺が手でも繋いでおくから大丈夫だ」


この時間なら生徒も少ないだろうし。噂にはならないだろう。なっても本人は近づく男が減ってラッキーぐらいにしか思わないと思うが。


「くそーあの胸の感触をもっと味わいたかったのになぁー。男ならそう思わんかい徹」


「いや俺がやったら捕まるだろ」


「徹先輩ならいいですよ」


瑞己がほほを朱に染めながら言った。そいうのは好きな人にいおうね。勘違いしちゃうから、あとこいつが過激に反応しちゃうからね?


「そいうのは大切な人ができたときにいうんだぞ。俺じゃなかったら揉みしだいてるぞ」


「この鈍感めー。羨ましい限りだよ。私も男だったらセックスできるのに。いつも付き合ってもセックスはさせてくれなかったんだよ。お陰で処女だわ」


そのカミングアウトいらないだろ。鈍感なのは香織もだろ。俺の気持ちに未だに気づいていないんだがら。たぶん好きな人を追いかけるので周りの目がいかないんだろう。少しはその好意を俺に向けて欲しいものだ。


俺は香織の手を握り下駄箱で靴にはきかえて、学校をでた。瑞己は俺のもう片方の手を握っている。なぜに?


恨めがましそうに俺を見るのやめてもらえませんかね香織。嫉妬しやすぎじゃないか。


「くそ私が男だったら今ごろきゃっきゃっウフフしてるのに」


香織が男じゃなくてよかったよ。男だったら今ごろ捕まっていただろうからな。それに俺が人を好きになることもなかっただろう。あの出来事がなかったらな。この話しはいつかしよう。


「男でも香織先輩みたいな変態は好きになりませんよ。それに好きな人いますし」


「くそ異世界転生して私を男にしてくれー!そうすれば美少女達とあんなことやこんなことまでぐへへ」


実は香織は一人女子だけじゃなくて複数の女子を好きになることもある。不倫癖があるんだよな。それで何回か振られているし。そのなかで男は一人もいない。唯一俺が香織の本性を知っているのだ。嬉しくもなんともないが。俺は妄想の世界トリップしている香織の頭を叩いた。


「痛、私の頭のいい頭を叩くなんて何の理由だ!せっかく初夜までいきそうだったのに」


「いや変態的な妄想やめろよ。男を好きになれとはいわないが」


「ほぅ分かっておるじゃないか。男はどれも貧弱で私の外見しか見ないでやりたい盛り猿どもしかいないし、それに比べ女子はおしとやかだかられね抱きたくなるのよ」


いや考えはそこらへんの男と変わらないじゃないか。香織だってやりたい目が訴えてるぞ。























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