第8話カンチョー

小学校でカンチョーが流行った。すきあれば、カンチョーをしたりされたり。

肛門を直撃すると、脳天まで響きめちゃくちゃ痛い。


ある日、僕がお風呂に入ろうとして裸になり気を抜いていたら、弟にカンチョーされた。

肛門を直撃して、痛みで涙がでた。

するとどうだろう、弟が泣いている。

そう、生カンチョーして肛門に指を刺したので、僕のウンコがべったり、弟の指にくっついたのである。

天罰だよ、天罰と僕が弟に言うと、

「兄ちゃん、なんでウンコしたら拭かないの?」

「だって、お風呂に入るもん」

弟は指を丁寧洗ったが爪のなかにウンコが入りしばらくは、指がウンコの匂いがした。

生カンチョーは危ないと実感した。

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