最強の黒騎士〜ハーレムを数年放置し続けた男〜
龍百
第1話
俺は赤井誑ことキョウ
異世界に転生して早22年
転生チートだと思われる有り余る才能を使ってSランク冒険者まで上り詰めた
しかし女性不信のせいでヒロインはおらず、やたら称賛してくる男性に恐怖を感じ人間不信になり
そのせいで仲間すらおらず、孤独な22…
いや、前世から考えれば60歳になってしまった
体は若いけど既にこの世界だと婚期を逃したくらいな年齢だし
もう結婚はほぼ不可能
せめて仲間は欲しいが二つ名が孤高の黒騎士なせいでまともに喋ってくれる人が…ほぼ居ない
今日は仕事の為に冒険者ギルドに来ているのだが…
そんな俺に耳の尖った美少女が話しかけて来た
「………あ、あ、あ、あの!キョウ…さん、お話、しませんか?」
「いいぞ、とりあえずどっかで落ち着いて話すか」
アッ!周囲からの視線が痛い!
めっちゃこっち見てる!やっぱりこれ俺のナンパだと思われてない!?
「……そ、そ、そう…だね」
ちなみにこの子はそんな俺に話しかけてくれる数少ない一人であるエルフのレイネさんだ
Aランクの中でも優秀な冒険者なんだが吃音症で仲間がおらず、孤独繋がりで俺に話しかけてくれる
でも別に付き合ってる訳じゃないし、レイネさんは一人の方が気楽らしいから仲間でもない
はぁ…本質的には孤独なのどうにかなんないのかね
ーーー
吃音症がこの世界の文明レベルだと洒落にならない罵倒のされかたするのでとりあえず俺の家で話す事にした
「……そ、そ、その、キョ…ウは、か、彼女…とか、興味無い、の?」
「あ〜、無いな、そういうレイネはどうなんだ?」
俺は人間不信だからまぁ…って所はあるけどレイネはただのエルフだろ?
となれば好きな人の一人や二人居てもおかしくはないんだけど…
でもみんなレイネの吃音症を馬鹿にするからなぁ…
いや、でも一人位は馬鹿にしない人も居るだろうし好きな人くらいいる…か?
「…………………い、い、い、居な、い…よ?」
「居ないのか…」
もったいない…その美貌さえあれば大半の人間はイチコロだろうに…
まぁ、これに関しては吃音症への理解のない人間側の落ち度ではあるけどな
「…ところで俺に話しかけてくるとは、何か用事でもあったのか?」
「……そ、そ、そうだっ…た、私、独り立ち、することになって、と、と、泊めて貰いたくて」
ああ、なるほどそういう事ね
それなら全然大丈夫だな!
いや、一つだけ不安要素があるけど…
まぁ流石に大丈夫だろ!
「いいぞ!けど俺はこれからクエストだから料理とかは自分で作ってくれ、頼んだぞ」
「………わ、分かっ…た、頑張…る」
よし!じゃあさっさとクエスト行くか!
ーーーーーーーーーー
脳死で書いたせいで2話分まで文字数が膨れ上がらせた奴が居るってマジ?
私です…
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